2024.07.26
メタバースの始め方・やり方を初心者向け解説!機材や人気プラットフォームとゲームアプリ
読者
ここ数年で急激に知名度を上げてきたメタバースですが、正直何のことなのか、そしてどうやって始めればいいのかわからないという人がほとんどではないでしょうか。
メタバースとは、インターネット上に存在する仮想空間のことをいいますが、パソコン一台あればすぐに始められるわけではなく、いくつか用意が必要なものがあります。
この記事では、「メタバースの始め方」について詳しく解説していきます。
初心者におすすめのプラットフォーム(メタバースの種類)も紹介していくので、メタバースを始める手助けになればと思います。
メタバースとは?インターネットの仮想空間
メタバースとは、インターネット上に存在する仮想空間です。
スマートフォンやパソコンから、アバターと呼ばれる自分の化身を操作することで仮想空間内を自由に行動することができます。
ここでは、「メタバースとは」について詳しく解説していきます。
メタバースを始める最初の一歩として、一緒に学んでいきましょう。
- メタバースとは、インターネット上の仮想空間
- アバターを操作して現実世界と同じような生活ができる
- Facebook社が社名をmetaに変更したことや、コロナ禍で世界中の関心が高まっている
- 非日常を手軽に楽しめるぶん、セキュリティ面などでの対策が重要
メタバースとは
メタバースとは、現実世界とは異なるインターネット上に存在する仮想空間のことです。
ユーザーはアバターと呼ばれる自分の化身を操作することで仮想空間内で自由に生活することができます。
Facebook社が社名をmetaに変更したことや、コロナ禍でイベントが開催できなくなったことから世界中で関心が高まっているサービスです。
メタバースのはっきりした定義はありませんが、「自分とは異なる化身が現実世界と同じように生活できる仮想的な空間」が一般的な見られ方といえるでしょう。
日本国内でもここ数年で爆発的な人気となっている、Vtuberやキャラクターを操作して育成するゲームなどもメタバースの一種として挙げられます。
メタバースでできること
メタバースでは、現実世界と同じような生活ができると前述しましたが、具体的にはどんなことができるのか、以下にまとめました。
- ゲーム
- 他のユーザーとの交流
- イベントの開催・参加
- ビジネス利用
- NFTの販売・展示
- ショッピング
メタバースの最大の特徴は、アバターを用いることで従来のSNSよりも他のユーザーを身近に感じながら交流できるという点です。
また、スマートフォンやパソコンが一台あれば自宅からでもイベントに参加したり海外旅行気分を味わえたりするといったメリットがあるため、ますます注目されていくと思われます。
現時点でも数多くの企業がメタバースの導入を検討しているうわさもあることから、メタバース自体の発展も急速に進んでいくでしょう。
メタバースの始め方を初心者向けにやり方を解説
メタバースは一般的なゲームとは異なり、アプリをダウンロードして登録すればすぐに始められるサービスではありません。
ここでは、メタバースの始め方について用意すべきものも合わせてステップごとに解説していきます。
ステップごとの注意点も記載していくので、ぜひ読んでみてください。
- ステップ①機材の準備
- ステップ②国内の暗号資産取引所の口座を開設
- ステップ③日本円で仮想通貨を購入する
- ステップ④海外の暗号資産口座を開設
- ステップ⑤購入した仮想通貨をメタバース専用のコインへ換金
- ステップ⑥コインをウォレットへ送金
- ステップ⑦プラットフォームに登録
- ステップ⑧プラットフォームとウォレットを連携
- ステップ⑨メタバースで遊ぶ
ステップ①機材の準備
メタバースを始める最初のステップとして、まずは機材を揃える必要があります。
スマートフォンや従来のパソコンだけで始められるプラットフォームもありますが、本格的にメタバースを楽しみたいという人は、VRゴーグルやVRに対応したハイスペックパソコンを購入することをおすすめします。
また、メタバース内で高度な作業をおこなうためには専用のパソコンやインターネット環境が必要になる場合もあります。
ステップ②国内暗号資産取引所の口座を開設
プラットフォームの大半がメタバース内でのお金のやり取りは仮想通貨を使用しているため、暗号資産取引所の口座を開設する必要があります。
日本国内の暗号資産取引所で口座を開設すれば、日本円で仮想通貨を購入することができるのでおすすめです。
ステップ③日本円で仮想通貨を購入する
日本国内の暗号資産取引所で口座を開設したら、日本円で仮想通貨を購入しましょう。
はじめに日本円を口座内に入金したあとに、口座内のお金で仮想通貨を購入する、といった手順になります。
購入する仮想通貨は、メタバース専用のコインに換金する際に必要になるため、ビットコインやイーサリアムなどのメジャーな種類がおすすめです。
ステップ④海外の暗号資産口座を開設
各メタバース内での金銭のやり取りはプラットフォームごとの専用コインを用いておこなわれますが、国内の暗号資産取引所のほとんどが専用コインへの換金に対応していません。
そのため、日本の口座とは別に、専用コインへの換金に対応している海外の暗号資産口座を開設する必要があります。
外貨で仮想通貨の取引をおこなえるという人は、海外の暗号資産口座だけで問題ありませんが、日本に在住している人のほとんどは2つの口座開設が必須であると思っておいたほうがよいでしょう。
海外の暗号資産口座は、自分が選ぶプラットフォームで使用されている専用コインへ換金できる取引所を選んでください。
いくつも口座を保有することに不安を感じる人もいるかもしれませんが、口座の開設や保有に費用はかからないため、一つ開設しておくことにデメリットはないでしょう。
ステップ⑤購入した仮想通貨をメタバース専用のコインへ換金
メタバース専用コインへ換金できる暗号資産口座の開設が済んだら、さっそく仮想通貨を専用コインへ換金していきましょう。
ここでステップ③で購入した仮想通貨が必要になります。
メタバース専用コインへの換金方法は以下のとおりです。
- ①日本円で購入した仮想通貨を海外の暗号資産口座へ送金する
- ②海外の暗号資産口座に移った仮想通貨でメタバース専用コインへ換金する
プラットフォームごとに使える専用コインは異なるため、必ず事前に確認しておきましょう。
ステップ⑥コインをウォレットへ送金
専用コインを持っているだけではメタバース内で金銭をやり取りすることはできず、ウォレットを保有している必要があります。
ウォレットとは、メタバース内だけでなくWEB全般で仮想通貨を利用するためのいわばお財布です。
初めて作成するのであれば、MetaMaskがおすすめのウォレットとなります。
MetaMaskは、大半のプラットフォームに対応しているため、複数のプラットフォームを利用する場合でも、ウォレット新たに作成する必要がないという点が大きなメリットです。
コインをMetaMaskへ送金する方法は以下のとおりです。
- ①MetaMaskをブラウザの拡張機能からインストール
- ②ウォレット登録
- ③ステップ⑤で換金した専用コインをMetaMaskへ送金
専用コインをMetaMaskへ送金する際に送信先のアドレスを間違えてしまうと、二度と通貨は戻ってこないので入力は細心の注意を払っておこないましょう。
ステップ⑦プラットフォームに登録
次に、自分が好きなプラットフォームに登録します。
プラットフォームによって世界観や必要な機材、スマホでの利用の可否が異なるため、自分に合ったプラットフォームを選びましょう。
WEBブラウザからプラットフォームの公式サイトにアクセスしてアカウント作成をおこなえば、すぐにメタバースの世界に飛び込むことができます。
アバターやアイテムを充実させることでさらに楽しめる幅は広がっていくでしょう。
おすすめのプラットフォームについてはメタバースのおすすめプラットフォーム6選の項目で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ステップ⑧プラットフォームとウォレットを連携
プラットフォームへの登録が済んだら、ステップ⑥で専用コインを送金したウォレットを連携させましょう。
手順は各プラットフォームによりますが、一般的には設定画面からウォレット登録ができる仕様になっています。
ウォレット登録が済めば、メタバース内で金銭のやり取りができるようになるので、オリジナルのキャラクターやアイテムをNFTアイテムとして販売することで収入を得られるようにもなります。
ウォレット内のコインがなくなったら、再度ステップ③→⑤→⑥を繰り返してコインの補充をおこなってください。
ステップ⑨メタバースで遊ぶ
自分のアバターを作成すれば、現実世界と同じようにメタバース内で自由に生活できます。
アイテムやオリジナルキャラクターを作成して、NFTアイテムとして販売すればお金を稼ぐことも可能です。
メタバースの世界は、現実世界と異なり可能性は無限大です。
一日で世界一周するもよし、まったく違う自分で生きるもよし、「メタバース(宇宙を超越する)」という名のとおり、自分自身を超越した体験で楽しんでください!
メタバースの作り方や始めるために必要なもの
メタバースを始めるためには、いくつか用意しなければならないものがあります。
そのなかのいくつかはそれなりの値段がするものであるため、メタバースを始めるには基本的に初期費用が高くつくと思っておいたほうがよいでしょう。
メタバースの始め方
メタバースを始めるために必要な物は以下のとおりです。
- パソコン
- VRゴーグル
- インターネット環境
- 暗号資産口座
- 仮想通貨用ウォレット(MetaMaskがおすすめ)
メタバース内での金銭のやり取りは基本的に仮想通貨でおこなわれるため、仮想通貨専用の口座(暗号資産口座)の開設が必要です。
また、メタバース内でお金を使うためには、口座のほかに専用のウォレットが必要となりますが、そのおすすめがMetaMaskになります。
それから、メタバースを利用するために必ずしもVRゴーグルやハイスペックなパソコンが必要なわけではありませんが、本格的にメタバースを楽しみたいという人は、購入することを検討してみてください。
メタバースの作り方
メタバースを1から作ろうとすると、途方もない時間や費用が必要です。
しかし、プラットフォームを活用すると話は別。メタバース構築に必要なものがプラットフォームには揃っています。
読者
1から開発する必要がないため、プラットフォームを活用すれば比較的ラクにメタバースを作ることができるでしょう。ただ、プラットフォームによって特徴が異なる点には要注意です。
そこで、初心者におすすめのプラットフォームを次章で紹介します。それぞれの特徴から自分にピッタリのものを見つけてください。
メタバースの人気プラットフォーム6選
メタバースについて理解していても、どのプラットフォーム(メタバースの種類)を選べばいいかは難しいですよね。
ここでは、そんな人たちに向けて初心者にもおすすめのプラットフォーム6選を紹介していきます。
各プラットフォームによって世界観やできることが異なるので、自分に合ったプラットフォームを見つけてください。
cluster(クラスター)
出典:cluster
名前 | cluster(クラスター) |
---|---|
運営会社 | クラスター株式会社 |
仮想通貨 | なし |
対応デバイス | スマートフォン、パソコン、VR |
アプリ | 〇 |
料金 | 無料 |
cluster(クラスター)は、クラスター株式会社が運営するプラットフォームです。
専用の機材がなくても、スマートフォンさえあれば利用できるためメタバースを気軽に始めるとしてはうってつけのプラットフォームとなっています。
また、メタバースを始めるに当たって最も面倒な暗号資産口座の開設が必要ないことも嬉しいポイントです。
Everdome(エバードーム)
出典:Everdome
名前 | Everdome(エバードーム) |
---|---|
運営会社 | MetaHero、WDW |
仮想通貨 | DOME |
対応デバイス | パソコン、VR |
アプリ | ✕ |
料金 | 有料 |
Everdome(エバードーム)は、MetaHeroとWDWが運営するプラットフォームです。
火星での居住生活がコンセプトとなっており、その映像のクオリティから技術の高さをうかがうことができます。
また、Everdome(エバードーム)では自分自身が3Dスキャナで投影されたリアルアバターを操作することができる点も大きな魅力です。
しかし現段階ではどの機能も試作段階のような状態であり、詳細がはっきり出ていないため、今後の動向に注目していきましょう。
VR Chat(ヴイアールチャット)
出典:VR Chat
名前 | VR Chat(ヴイアールチャット) |
---|---|
運営会社 | VRChat Inc. |
仮想通貨 | 法定通貨を使用 |
対応デバイス | パソコン、VR |
アプリ | ✕ |
料金 | 無料 |
VR Chat(ヴイアールチャット)は、 VRChat Inc.が運営するプラットフォームです。
他のプラットフォームと異なり、土地を購入する必要がないため無料で利用できることから、初心者に非常におすすめとなります。
また、アプリ内課金をする場合も専用の仮想通貨ではなく、円やドルなどの法定通貨を使用するためわざわざ暗号資産口座を開設する手間もありません。
NeosVR(ネオスヴイアール)
出典:NeosVR
名前 | NeosVR(ネオスヴイアール) |
---|---|
運営会社 | Solirax |
仮想通貨 | NCR |
対応デバイス | パソコン、VR |
アプリ | 〇 |
料金 | 無料 |
NeosVR(ネオスヴイアール)は、Solirax社が運営するプラットフォームです。
最先端のアバターシステムを導入しており、最大11点のトラッキングポイントを持つアバターを操作できます。
トラッキングポイントとは、動きや表情などを加えられる場所のことです。そのためトラッキングポイントが多いほど、より自然な動きに近づきます。
NeosVRは全身11箇所にトラッキングポイントを設定できるため、リアルに近い動作がメタバース上で可能です。
Enjin Network(エンジン・ネットワーク)
名前 | Enjin Network(エンジン・ネットワーク) |
---|---|
運営会社 | Enjin |
仮想通貨 | ENJ |
対応デバイス | パソコン |
アプリ | ー |
料金 | 有料 |
Enjin Network(エンジン・ネットワーク)は、Enjin社が運営するプラットフォームです。
メタバースを開発できるプラットフォームとなっており、ゲームアイテムやデジタルアートなどを作成することができます。
エンジンネットワークは、初心者でも簡単にNFTを作成できるように設計されています。そのため、メタバースを始めたい方の第一歩としておすすめのプラットフォームと言えるでしょう。
Horizon Workrooms(ホライゾン・ワークルームズ)
出典:NeosVR
名前 | Horizon Workrooms(ホライゾン・ワークルームズ) |
---|---|
運営会社 | Meta |
仮想通貨 | ー |
対応デバイス | パソコン、VR |
アプリ | 〇 |
料金 | 無料 |
Horizon Workrooms(ホライゾン・ワークルームズ)は、Meta社が運営するプラットフォームです。
遠く離れた人とも仮想空間上のオフィスで打ち合わせをすることができます。利用者がそれぞれのアバターを操作することで、空間内でアイデアを書き込むことも可能です。
スマホにも対応しているので、特別な機材を用意する必要がありません。多くの人が利用しやすいメタバースプラットフォームの1つです。
メタバースゲームで注目のプラットフォーム
メタバースゲームとは、仮想空間上で作られたゲーム。プレイヤーは、「アバター」と呼ばれる自身のキャラクターを操作してゲームを遊びます。
ここでは、メタバースゲームで注目のプラットフォームを紹介します。
The Sand box(ザ・サンドボックス)
出典:The Sand box
名前 | The Sand box(ザ・サンドボックス) |
---|---|
運営会社 | The Sandbox |
仮想通貨 | SAND |
対応デバイス | スマートフォン、パソコン、VR |
アプリ | ✕ |
料金 | 無料(ゲーム内課金) |
The Sand box(ザ・サンドボックス)は、The Sandboxが運営するプラットフォームです。
LAND(ランド)と呼ばれるメタバース内の土地を購入することで、キャラクターを作成したりゲームを作成したりして楽しむことができます。
『マインクラフト』のようなゲームに近いといえますが、The Sand box(ザ・サンドボックス)はLANDの貸し出し・NFTアイテムの販売などで実際に収入を得ることができる点が大きな違いです。
Decentraland(ディセントラランド)
出典:Decentraland
名前 | Decentraland(ディセントラランド) |
---|---|
運営会社 | Decentraland Foundation |
仮想通貨 | MANA |
対応デバイス | パソコン、VR |
アプリ | ✕ |
料金 | 無料(ゲーム内課金) |
Decentraland(ディセントラランド)は、Decentraland Foundationが運営するプラットフォームです。
LAND(ランド)と呼ばれるメタバース内の土地を購入することで、アバターの衣装やアイテムを作成して楽しむことができます。
また、オリジナルのアイテムはNFTとして販売することができる点もDecentraland(ディセントラランド)の大きな特徴です。
Decentraland(ディセントラランド)で使われる仮想通貨MANAは、現在国内の暗号資産取引所では取り扱いがないため、海外の口座を開設する必要があります。
Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)
名前 | Axie Infinity(アクシー・インフィニティ) |
---|---|
運営会社 | SkyMavis |
仮想通貨 | ETH |
対応デバイス | スマートフォン(android機種のみ)、パソコン、VR |
アプリ | ✕ |
料金 | 無料(ゲーム内課金) |
Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)は、SkyMavisが運営するプラットフォームです。
Axie(アクシー)と呼ばれるモンスターを育成・戦闘させて遊ぶことができます。
『ポケットモンスター』と近いイメージですが、Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)の特徴はモンスターを集めて戦わせることで実際に報酬を得られるという点です。
Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)は、以前は初期投資としてAxieを必ず購入する必要がありましたが、現在は無料でスタートすることができます。
メタバースで失敗しない対策や注意点
メタバースは没入感が高くビジネスとしても利用できることから、今後さらに普及が進んでいくであろうサービスです。
しかし利用できる幅が広いということは、注意すべき事項も多いということになります。
ここでは、メタバースを利用するにあたって注意すべき点について解説していきます。
利用に注意しながら、安心安全にメタバースを楽しんでください。
セキュリティ対策は厳重に
メタバースは、近年技術が発展してきたいまだ開発途中ともいえるサービスです。
そのため、セキュリティ対策や法律による保護がいまだ完備はされておらず、自分自身で身を守る必要があります。
とくに取り扱いに注意してもらいたいポイントは以下のとおりです。
- ログインパスワード・アカウントパスワードの管理
- リカバリーフレーズ・秘密鍵の管理
- 使用機材の管理
例え家族や友人といった信頼できる人であっても、個人情報は絶対に教えてはいけません。
パスワードなどのログイン情報を教えなくても、使用しているパソコンなどの機材を貸し出したときにうっかり情報が漏れてしまうこともあるので、注意が必要です。
送金先アドレスの入力ミスに注意
国内の暗号資産口座から海外の暗号資産口座に仮想通貨を移動する際や、ウォレットへ送金する際などに、送信先のアドレスを入力しますが、その取り扱いには十分注意してください。
送信先のアドレスを間違えたまま送信してしまうと、二度と通貨やコインは戻ってきません。
メタバースで仕事をしている人だと、大きな額の取引をおこなうこともあると思うので、資産の喪失を避けるためにも、チェックは何重にもすることをおすすめします。
また、長くて覚えにくいアドレスなどの場合は、コピペで確実に入力する方法もおすすめです。
詳細不明のURLやメールは開かない
メタバースをに登録すると、紐づけしたメールアドレスに公式からのお知らせや関連サイトからのメールが届きます。
そのなかには、公式を装ったスパムや詐欺の内容のメールが紛れ込んでいる場合があります。
そういったメールや添付のURLを開いてしまうと、個人情報が抜き取られたり高額な料金を請求されたりする危険性があります。
自分自身の身を守るためにも、怪しいメールやURLは開かず無視することが一番です。
公式からのお知らせなのか詐欺メールなのか判断に迷った場合は、すぐに開くのではなく送信元や公式サイトで確認を取ることが賢明でしょう。
依存に注意
メタバースの最大の特徴といえば、その高度な技術による高い没入感ですが、逆にいえばそれだけ依存性も高いということになります。
仮想空間内だと、現実世界ではできないことも手軽に実現できてしまうため、メタバースに依存し過ぎてしまうと現実世界との関わりを拒否するようになるというリスクがあるのです。
依存を防ぐためにも、メタバースはあくまでコミュニケーションツールの一つであるという認識を忘れず、没入しすぎない距離感を取ることを心掛けましょう。
メタバース始める際におすすめの仮想通貨取引所
メタバースの機能を全て使い切るためには、仮想通貨の用意が必須。そこで、ここではメタバースを始める方におすすめの仮想通貨取引所を紹介します。
CoinCheck
出典:CoinCheck
CoinCheckは国内最大級の取引通過数を誇る仮想通貨取引所。メジャーなビットコイン以外にも、メタバース上で利用できる通貨の取引も行っています。
また暗号資産交換業社では国内初となる、NFTマーケットプレイスを運営。メタバースの機能を最大限使い切りたい方は、CoinCheckでNFTアート(デジタルアート)やゲームアイテムを取得することをおすすめします。
NFT目的以外でも、なるべく安く仮想通貨を手に入れたい方にもおすすめです。CoinCheckでは500円から、ビットコインをはじめとする仮想通貨を購入できます。
口座開設スピード | 最短1日 |
---|---|
入金手数料 | 770円以上(クイック入金) |
出金手数料 | 407円 |
取引通貨数 | 22通貨 |
積立暗号資産 | 可能 |
取引所手数料 | Maker:0.000% Taker:0.000% |
販売所手数料 | 0円(別途スプレッドあり) |
DMM Bitcoin
出典:DMM Bitcoin
DMM Bitcoinはレバレッジ取引で取引できる仮想通貨の種類が国内No.1の取引所です。※[year_month]時点
レバレッジは最大で2倍まで設定でき、少ない通貨数でも利益を得ることが可能です。また手数料が0円なので、取引のたびに費用を気にすることもありません。
仮想通貨の取引では、さまざまなタイミングで手数料が発生し、「思っていたほど利益が残らなかった・・・」ということがあります。
しかしDMM Bitcoinでは各種手数料がタダなので、そういった心配せずに取引可能です。
口座開設スピード | 最短1時間 |
---|---|
入金手数料 | 0円(クイック入金) |
出金手数料 | 0円 |
取引通貨数 | 現物取引:21通貨 レバレッジ取引:33通貨 |
積立暗号資産 | 不可能 |
取引所手数料 | ー |
販売所手数料 | 0円(別途スプレッドあり) |
GMOコイン
出典:GMOコイン
GMOコインでは、最短10分で仮想通貨を購入できる取引所です。
読者
という方にとって、最短10分で仮想通貨が手に入るのは大きなメリットです。
また現物取引からレバレッジ取引まで、シンプルでわかりやすいデザインになっています。「機能が多すぎて、どこで取引できるのかわからない・・・」となることが少ないため、多くの人がサクッと仮想通貨取引を始められるでしょう。
口座開設スピード | 最短10分 |
---|---|
入金手数料 | 0円(即時入金) |
出金手数料 | 0円 |
取引通貨数 | 23通貨 |
積立暗号資産 | 可能 |
取引所手数料 | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
販売所手数料 | 0円(別途スプレッドあり) |
メタバースの始め方に関するよくある質問
ここではメタバースの始め方に関するよくある質問に答えていきます。
よくある質問は以下のとおりです。
メタバースはスマホとパソコンどちらがおすすめ?
プラットフォームによってはスマートフォンにも対応してますが、メタバースを本格的に楽しむというのであれば、パソコンは必要でしょう。
また、スマートフォン対応とはいっても利用できる機能は圧倒的にパソコンの方が多いことが一般的です。
そのため、初心者でメタバースの雰囲気を知りたいだけという人以外は、パソコンで利用することをおすすめします。
メタバースは無料で始められる?
メタバースは、アカウントを登録するだけであれば基本的には無料で始めることができます。
しかし、オリジナルのキャラクターやアイテムを作成したり、NFTアイテムとして販売したりする際には、LAND(ランド)などの土地の購入が必須となる場合があります。
そのため、ビジネスなどの目的で本格的にメタバースを楽しみたいという人は課金が必要です。
メタバースにVRゴーグルは必要?
メタバースを利用するために、必ずしもVRゴーグルを購入する必要はありません。
VRゴーグルがなくても利用できるメタバースのプラットフォームはたくさん存在します。
しかし、本格的にメタバースを楽しみたいという人は、VRゴーグルやVRに対応したハイスペックなパソコンを購入することをおすすめします。
メタバースで仕事はできる?
メタバース内では、お金を稼ぐことも可能となっています。
オリジナルのキャラクターやアイテムを作成してNFTアイテムとして販売したり、購入した土地を貸し出したりすることで、収入を得ることができます。
海外には、メタバース内での収入で生計を立てている人もいるようです。
また、メタバースは近年注目され始めてきた新進気鋭のサービスであり、今後ますますビジネスとしての展開も見せていくと予想されます。
メタバースの始め方やり方まとめ
この記事では、「メタバースの始め方」について解説してきました。
「メタバースの始め方」についての重要なポイントは以下のとおりです。
- メタバースとは、インターネット上に存在する仮想空間
- メタバース内で金銭のやり取りをする場合は暗号資産口座の開設が必要
- 本格的にメタバースを楽しみたい人は専用機材の購入がおすすめ
- 最新鋭の技術だからこそ利用者自身でのセキュリティ対策が重要
メタバース内では現実世界ではできないことも気軽に実現できる反面、その没入感ゆえに依存しがちになってしまいます。
そのため、メタバースはあくまでもコミュニケーションツールの一つとして、よい距離感を保ちながら楽しむことが大事となります。