読者
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といった悩みを抱える人は多いでしょう。
暗号資産(仮想通貨)はインターネットを通じてやりとりできるオンライン上のデータ資産です。
2017年ころからビットコインの価格上昇を機に広く認知された仮想通貨ですが、興味があり初めてみたいと思う人は多いです。
今回は仮想通貨取引をしたことがない人のために、仮想通貨の口座開設方法をはじめ、取引所を選び方、おすすめの仮想通貨取引所などについて詳しく紹介します。
現在のビットコインの価格はこちら。
- 仮想通貨取引を始めるには仮想通貨取引所で口座開設が必要
- 口座開設には銀行口座と本人確認書類が必要
- 口座開設後最短即日取引をスタートできる
- 仮想通貨取引所での口座開設は複数開設できる
- 仮想通貨取引におすすめの取引所はコインチェック
恩田雅之さん
■所属団体 日本FP協会 ■保有資格 CFP®認定者、AFP資格
finance standard公認監修者。1959年 東京生まれ 専修大経営学部卒業後、16年間パソコンやIT関連の企業にて営業職に携わる。その間に資産運用に興味を持ち日本FP協会のAFP資格を取得。2004年3月に同協会のCFP®資格を取得し同年6月、札幌にて「オンダFP事務所」を開業。セミナーと執筆では初心者の方にもわかりやすいよう平易な言葉を選んだ説明に心がけています。
当記事は、暗号資産業者を参考に、財務局や関東財務局、近畿財務局の認可等も参考に執筆しております。
仮想通貨(ビットコイン)始め方の手順【初心者必見】
仮想通貨のやり方・始め方は簡単です。
まずは仮想通貨のやり方を以下の手順に分けて詳しく紹介します。
1.口座開設のための準備
仮想通貨を始める時に最初にすることは口座開設の準備です。
仮想通貨取引所の口座開設に必要なものは次のとおりです。
- 銀行口座
- 仮想通貨を購入するための資金
- 仮想通貨を取引するための機器(PCまたはスマホ)
- 本人確認書類(運転免許証、パスポート、個人番号カードなど)
顔写真付きの身分証があれば問題なく口座開設ができます。
仮に、顔写真付きの身分証明書を持っていない場合でも住民票記載事項証明書や印鑑証明書、各種健康保険証などの書類を提出すれば口座開設ができる取引所もあります。
また、上記以外にも本人確認書類として使えるものはあるため、各取引所の公式ホームページで事前に確認しておくのがおすすめです。
なお、顔写真付きの身分証明書がない場合は2点用意しなければいけない場合もあるため、注意してください。
2.仮想通貨取引所で口座開設
必要なものを揃えたら、次の仮想通貨取引所で口座を開設します。
口座開設の主な流れは次のとおりです。
- 申込フォームからメールアドレスを登録する
- メールアドレスに届いたメールから本登録を済ませる
- 本登録後に個人情報や本人確認書類を提出する
- 住所確認のハガキを受け取る
- 仮想通貨取引所の口座開設完了
口座開設を申し込む取引所によっては多少手順が前後する場合がありますが、基本的な流れはこのようになります。
また、メールアドレスの入力でミスをしてしまうと、本人確認が取れなくなってしまうため登録する前に誤字や脱字がないように注意してください。
登録後は迷惑メールフォルダも確認しておくようにしましょう。
詳しい流れはこちらから画像付きで解説しています。
3.2段階認証の設定
本登録が済んだら、次に2段階認証の設定です。
2段階認証とは、IDとパスワードの他にアプリでログイン可否の選択やセキュリティコードの入力を追加することで、第三者が不正にログインするのを防ぎます。
仮想通貨はインターネット上でやりとりができるデジタル通貨で、日本円のような硬貨や紙幣はなく不正ログインされると簡単に資産が流出してしまいます。
そのため、本登録後はセキュリティを強化するために2段階認証を設定しておきましょう。
4.取引所口座に日本円を入金
次に、開設した取引所口座に日本円を入金します。
主な入金方法は次のとおりです。
- 銀行振込
- クイック入金
- コンビニ入金
また、入金する方法によっても手数料が異なります。
そのため、自分が利用したい入金方法や銀行を確認して、なるべく手数料のかからない方法で入金するようにしましょう。
口座に入金が反映されたら、いつでも仮想通貨取引ができる状態です。
自分が取引したい銘柄を購入して、実際に取引してみましょう。
5.仮想通貨を売買して出金
最後に、実際に仮想通貨を安く買って、高く売り、利益を出します。
その後、利益が出た状態で出金するとお金が増えるのです。
売却方法としては、アプリからとWebから売却手続きをすることが可能です。
どちらも基本的には、ビットコインを選択⇒売却した数量を入力⇒確認して取引完了という手順になります。
以上の操作を行うと、売却が完了します。
売却先として選択した通貨(日本円・ビットコイン)の残高を確認するようにしましょう。
売却する価格はCoincheckが提示する価格になるので、即時に簡単に売買を行うことが可能です。
仮想通貨(ビットコイン)投資の始め方・やり方【口座開設の方法】
仮想通貨の始め方が分かったところで、ここでは仮想通貨で利益を出す方法を紹介します。
一般的なものから、初心者向けのものまで紹介しますので、参考にしてください。
口座開設スタート
まずは口座開設のために、申込みを進めていきます。
メールアドレスを確認してOPENをタップします。
メールアドレスが受信BOXにない方は、迷惑メールも確認しておくようにしましょう。
ここで、コインチェックのアプリダウンロードをしていない方はインストールすることをおすすめします。
重要事項の確認と基本情報の入力
ここからは重要事項の説明を確認して、基本情報を入力していきます。
基本情報の入力では、利用目的や余剰資金の状態など、基本的な情報を入力します。
簡単な質問に答えるような形で、答えていけばすぐに終わります。
本人確認書類
本人確認の書類を撮影して、提出するフェーズになります。
本人確認で使用できる書類は以下の通りです。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書(交付年月日が平成24年4月1日以降のものに限定されます)
- パスポート(顔写真のあるページと住所のページをご提出ください)
- 住民基本台帳カード
- 個人番号(マイナンバー)カード(表面のみ)
- 在留カード
- 特別永住者証明書
引用元:コインチェック
申込み完了
これにて申込みが完了します。
あとは、本人確認を待つだけとなります。
コインチェックでは、早ければ数日程度で完了するため、それまでは待つようにしましょう。
仮想通貨(ビットコイン)投資の始め方・やり方【利益を出す方法】
仮想通貨の始め方が分かったところで、ここでは仮想通貨で利益を出す方法を紹介します。
一般的なものから、初心者向けのものまで紹介しますので、参考にしてください。
仮想通貨の現物取引
現物取引は仮想通貨取引で一般的な稼ぎ方の一つです。
購入した仮想通貨が値上がりした時に売り、利益を稼ぐ方法です。
安い時に購入し、高い時に売るシンプルな方法で、差額分を利益にすることができます。
現物取引には短期保有と長期保有の2つのパターンがありますが、初心者は長期保有がおすすめです。
長期保有は価格が上がるまで数か月や数年といった長期的なスパンで仮想通貨を保有し、価格が上がった時に売る方法です。
仮想通貨は今後将来的に価格が上がると予測されており、保有しているだけで価格上昇を期待できます。
短期間で利益を出すことはできませんが、リスクを減らして利益を出したいなら長期保有で利益を狙いましょう。
また、仮想通貨をこれから始める人の中には、普段仕事や家事、育児をしながら自由な時間を使って投資をしたいと考える人も多いでしょう。
FINANCE STANDARD編集長
そのため、仮想通貨取引だけで生活していくわけではないのなら長期保有で利益を狙いましょう。
仮想通貨のレバレッジ取引
レバレッジ取引は少額で大きな利益を生みだせる投資方法です。
通常、資金が10万円しかなければ10万円の取引しかできませんが、2倍のレバレッジをかければ20万円分の仮想通貨の購入ができます。
そのため、少ない資金でも2倍以上の利益を出すことができるのです。
しかし、逆に2倍以上の損失が出る可能性もあるため注意が必要です。
レンディングサービス
レンディングサービスは保有する仮想通貨を貸し出して利子を得る取引方法です。
レンディングサービスは仮想通貨の値動きに左右されずに一定の報酬が確実に入ります。
自分が保有している仮想通貨を貸し出すだけで確実に利子が得られるということで、初心者でも簡単に利益を出すことができるのです。
利回りが高い点も特徴で、最大年率は5%ほどになります。
仮想通貨の長期保有を検討しているのであれば、ぜひ活用したいところです。
FINANCE STANDARD編集長
ステーキングサービス
ステーキングサービスは仮想通貨を保持し、ブロックチェーンのネットワークに参加することで報酬を得る方法です。
対象の暗号資産を保有しているだけで利益を得ることができる仕組みで、リターンとして同じ仮想通貨を得ることができます。
ただし、仕組みが複雑で仮想通貨初心者にとってはなかなか難しい稼ぎ方でもあります。
仮想通貨のマイニング
仮想通貨マイニングは取引データの承認作業で、この承認作業を行うことで報酬として仮想通貨を得る方法です。
ただし、世界中の仮想通貨の取引データをチェックする作業は初心者が行えるほど簡単ではありません。
仮想通貨の積み立て
仮想通貨は毎月一定額を積み立てて利益を得ることもできます。
積み立ての最大のメリットはリスクの軽減です。
一度に大きな金額を投じてしまうと、価格が暴落した時に大きな損失が一気に発生します。
しかし、毎月一定の額を積み立てることで価格変動のリスクを軽減し、コツコツ利益を得ることが期待できるのです。
また、積み立ては仮想通貨取引のタイミングを自分で分析する必要もないため、日々忙しい人でも気軽に始められる稼ぎ方でもあります。
仮想通貨(ビットコイン)投資におすすめの仮想通貨取引所
ここでは、仮想通貨を始めるのにおすすめの取引所を紹介します。
Coincheck(コインチェック)
出典:Coincheck(コインチェック)
コインチェックは金融庁に認可されているコインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所です。
Coincheckの取引ツール・アプリは仮想通貨初心者にも見やすく直感的に使いやすいように設計されています。
そのため、仮想通貨初心者には特におすすめの取引所と言えます。
また、Coincheckは2段階認証とコールドウォレットを用いて安全なセキュリティ対策を講じており、第三者の不正利用やログインを防ぐことができます。
さらに、インターネット上に繋がっていないウォレットで暗号資産を管理するため、資産が失われてしまう心配もありません。
取り扱い通貨数 | 17通貨 |
---|---|
手数料 | 取引手数料:無料 日本円入金手数料:770円または1,018円(金額により異なる) 日本円出金手数料:407円 送金手数料:0.0005BTC(BTCの場合) |
最低取引額(BTC) | 500円相当額(販売所) 500円相当額かつ0.0005BTC以上(取引所) |
レバレッジ | なし |
セキュリティ | コールドウォレット(オフラインウォレット)での資産管理 顧客資産と会社資産の分別管理 アカウントログイン時の2段階認証 SSL暗号化通信他 |
bitFlyer(ビットフライヤー)
出典:bitFlyer(ビットフライヤー)
bitFlyer(ビットフライヤー)はビットコイン取引量国内No.1を誇る国内最大級の仮想通貨取引所です。
販売所の売買手数料やビットコインFX の取引手数料、三井住友銀行からの振込手数料等が無料で、余計なコストを気にせずに利益を狙えます。
また、業界最長7年以上ハッキング件数0件とセキュリティ体制も万全で、安心して利用できると言えるでしょう。
bitFlyerは通常の現物取引とは他に、かんたん積立で自分のペースで自動購入してコツコツ利益を積み上げることもできます。
ビットコイン、リップル(XRP)、イーサリアム、ビットコインキャッシュなど 17 種類の仮想通貨は1円から買えるため、資金に余裕がない人や気軽に仮想通貨取引を始めてみたい人にもおすすめです。
取り扱い通貨数 | 19通貨 |
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手数料 | 取引手数料:0.01%~0.15% 日本円入金手数料:0円~330円 日本円出金手数料:220円~770円 送金手数料:0.0004 BTC(BTCの場合) |
最低取引額(BTC) | 0.00000001BTC(販売所) 0.001BTC(取引所) |
レバレッジ | あり(2倍) |
セキュリティ | SSL暗号化通信 SHA-2(SHA-256)の採用 FW(ファイア・ウォール)による社内環境の防御 パスワードの強度チェック アカウントロック機能他 |
DMM Bitcoin
出典:DMM Bitcoin
DMM Bitcoinは株式会社DMM Bitcoinが運営する仮想通貨取引所です。
ビットコインやイーサリアムを含めた22種類もの暗号資産を取り扱っており、レバレッジ取引の取扱い暗号資産の種類は国内No1です。
マイナーなテゾソやカルダノ、クアンタムなどの銘柄の取引もできるため、利益を狙える選択肢が広いです。
取引ツール・アプリは初心者から上級者まで使いやすいインターフェースを備えており、自分の傾向やスタイルに合わせて取引ができます。
また、DMM Bitcoinは日本円クイック入金手数料や日本円出金手数料、取引手数料などのさまざまな手数料が無料で、コストを気にせずに安心して取引できる点も魅力です。
取り扱い通貨数 | 25通貨 |
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手数料 | 取引手数料:無料 日本円入金手数料:無料 日本円出金手数料:無料 送金手数料:無料 |
最低取引額(BTC) | 0.001BTC(販売所) |
レバレッジ | あり(2倍) |
セキュリティ | オフラインウォレットでの顧客資産管理 顧客資産と会社資産の分別 2段階認証と生体認証の導入 不正アクセスへの監視他 |
LINE BITMAX(ビットマックス)
出典:LINE BITMAX(ビットマックス)
LINE BITMAX(ビットマックス)は普段使っているLINEアプリで簡単に口座開設から取引までできるサービスです。
LINEpayを利用していればLINEpayで簡単に入金することができ、入金手数料もかかりません。
預けた資産は100%コールドウォレットで管理しており、安全に仮想通貨取引が始められます。
また、LINE BITMAXは1円から取引をスタートすることができ、シンプルな画面で初心者でも直感的な操作で取引ができます。
取り扱い暗号資産の種類は6種類と少ないですが、ビットコインやイーサリアムなどの主要な通貨は取り扱っているため気軽に仮想通貨を始めたい人には特におすすめです。
さらに、LINE BITMAXでは保有している暗号資産をLINE BITMAXに貸し出すことで、貸し出した数量に応じた貸借料を受け取ることができる「暗号資産貸出サービス」があり、初心者でもリスクを軽減して利益を狙うことも可能です。
他にも、全暗号資産の価格情報をLINEメッセージで受け取ることができる「価格通知」などの便利なサービスも充実しています。
取り扱い通貨数 | 7通貨 |
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手数料 | 取引手数料:無料 日本円入金手数料:無料 日本円出金手数料:110円~400円 送金手数料:0.001BTC |
最低取引額(BTC) | 0.00000001 BTC(販売所) |
レバレッジ | あり(2倍) |
セキュリティ | コールドウォレット マルチシグ 資金の分散管理他 |
GMOコイン
出典:GMOコイン
GMOコインはGMOインターネットグループが運営している仮想通貨取引所です。
オリコン顧客満足度では2年連続No.1を獲得している実績があり、多くの方に利用されている取引所です。
最短10分で仮想通貨取引を始めることができ、全ての暗号資産を素早く購入できます。
また、口座開設、即時入金、日本円の出金、暗号資産の預入・送付など各種手数料がすべて無料ですので、コストを抑えた取引も可能です。
取り扱い通貨は全23種類と国内最大級を誇り、いろいろな銘柄の取引をしたい人にもおすすめです。
取り扱い通貨数 | 全23通貨 |
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手数料 | 取引手数料:無料(販売所) 日本円入金手数料:無料 日本円出金手数料:原則無料 送金手数料:無料 |
最低取引額(BTC) | 0.00001 BTC |
レバレッジ | あり(2倍) |
セキュリティ | 資産の分別管理 コールドウォレット マルチシグ対応 システムへの侵入対策 お客様アカウントの乗っ取り対策他 |
仮想通貨(ビットコイン)投資で初心者の注意点
続いて、仮想通貨を始める取引所を選ぶ時のポイントを紹介します。
手数料は安いか
仮想通貨取引にかかる手数料には、大きく分けて次のような手数料があります。
- 口座開設手数料
- 日本円の入金/出金手数料
- 仮想通貨の入金/送金手数料
- 取引手数料
取引所によってはこれらの手数料が無料のところもあります。
少額の手数料でも、何度も手数料を支払うことになると総額は大きくなります。
そのため、できるだけ手数料の安い取引所を利用することが大事です。
取引したい銘柄を取り扱っているか
自分が取引をしたい銘柄を取り扱っているかどうかも重要なポイントです。
いくら他の条件が良くても、自分が取引したいと思っている銘柄が取り扱われていなければ意味がありません。
ビットコインやイーサリアムなどの主要な通貨はどの取引所でも取り扱っていますが、他のマイナーな通貨の取引をしたいならどの取引所で自分が気になっている銘柄の取扱いがあるかを確認しましょう。
セキュリティ体制は万全か
仮想通貨取引所を選ぶ時はセキュリティ体制の高さが重要な指標です。
自分の大事な資産が無くならないためにも、ハッキング等のリスクが低い取引所を選びましょう。
特に、コールドウォレットで管理しているかどうかは重要です。
コールドウォレットで資産が管理されていると、万が一ハッキングされた場合でも資産が守られるため安心です。
取引ツール・アプリの使いやすさ
仮想通貨取引所を選ぶ時は取引ツールやアプリの使いやすさで選ぶことも大事です。
スマホでの取引がメインになるのであれば、使いやすいスマホアプリを提供している取引所がおすすめです。
逆に、PCメインの場合はPCでの取引ツールが使いやすい取引所を選ぶと良いでしょう。
トラベルルールについて理解する
「トラベルルール」は、暗号資産(仮想通貨)や電子決済手段の取引に関するルールや規制の一部です。
ユーザーは暗号資産を送金する際に、送金元と送金先の関連情報を提供しなければならないという新たな取引の要件と言えるでしょう。
その主な目的は、テロリスト、犯罪組織、不正な資金移動を行う個人や団体からの資金の流れを抑制し、必要な場合には追跡可能にすることです。
FINANCE STANDARD編集長
「トラベルルール」の実施において、仮想通貨および電子決済の規制強化が行われているので、取引の際は注意が必要です。
参考元:(犯罪による収益の移転防止に関する法律・第十条の三、第十条の五)
仮想通貨(ビットコイン)を始める時のポイント
初心者でも仮想通貨取引で利益を出せる方法はあります。
仮想通貨初心者は以下のコツを意識して取引してみてください。
複数の仮想通貨取引所を利用する
初心者でも仮想通貨で利益を出すコツ1つ目は複数の取引所で口座を開設することです。
複数の口座を持っていれば1つの取引所で通信トラブルやメンテナンスが影響して取引ができない時でも、別の取引所で取引をすることができます。
また、取引所によっても口座開設時の特典が異なり、特典の期間を確認しながら複数の口座を開設する方がお得になるのです。
国内でもたくさんの取引所がありますので、複数の取引所で口座を開設しましょう。
- Coincheck(コインチェック)
- DMM Bitcoin(DMM ビットコイン)
- GMOコイン
- LINE BITMAX(ライン ビットマックス)
- bitFlyer(ビットフライヤー)
- SBI VCトレード(新VCTRADE)
- Huobi Japan(フォビジャパン)
- ビットポイント(BITPoint)
- bitbank(ビットバンク)
少額からコツコツ始める
初心者が仮想通貨取引で利益を出すためには、少額からコツコツ始めることが大事です。
いきなり多額をつぎ込んでしまうと仮想通貨の価格が暴落した時に大きな損失が出てしまう可能性があります。
また、少額であれば複数のコインへの分散投資もできるため、初心者は少額から始めるべきです。
少額だと得られる利益も少なくなりますが、まずは大きな利益を狙うよりも小さな利益をコツコツ安定して積み上げていくことが大事です。
こまめに情報収集を行う
仮想通貨などの投資の世界ではこまめに情報収集を行うことが必須です。
仮想通貨の値動きは世界の経済情勢や著名人のちょっとした発言で価格が大きく動きます。
こまめに情報収集をすることで利益を最大化し、損失を最小限にとどめるための施策が打てます。
ただ単純にニュースを見るだけでなく、「そのニュースが自分の保有する仮想通貨にどんな影響を与えるのか」を思考することが大切です。
損切り価格を決めておく
仮想通貨で稼ぐためには損切り価格を決めておくことも大事です。
損切りとは投資家が損失を抱えている状態で保有している仮想通貨を売却し、損失を確定させる行為です。
「なぜ、損出を確定させるの?」
と初心者は思うでしょう。
確かに、損切りをせずにそのまま保有していれば価格が上昇して利益が出る可能性はあります。
しかし、逆に損切りをしないと少ない損失で抑えられたところ、大きな損失が出てしまう可能性もあります。
そのため、仮想通貨で利益を得るためには損切り価格を設定しておくことは非常に大事です。
仮想通貨(ビットコイン)投資のメリット・デメリット
ビットコインは、株や為替などの投資と比べても市場変動が激しいのが特徴です。
しっかりと知識を身につけて、リスク回避をしておきましょう。
この章では、ビットコイン投資のメリットとデメリットについてを以下のとおり紹介します。
仮想通貨(ビットコイン)のメリット5選
ではここではビットコインのメリットについて、くわしく見ていきましょう。
価格変動により利益を狙える
ビットコインは、価格の変動が非常に大きいという特徴を持っています。
株やFX市場などの投資方法に比べて、より大きな利益を得られるがチャンスが多いというわけです。
FINANCE STANDARD編集長
また価格変動が激しいということは、「短期間で大きな利益を狙える」という意味もあります。
しかしその反面、短期間で大きな損失を生む可能性があるということも意味しています。
しっかりとリスクを考慮した上で、注意してビットコイン投資をしましょう。
いつでもどこでも24時間365日スマホでも取引できる
仮想通貨取引所は常に24時間営業しており、土日や祝日に関係なく、ビットコインの購入や投資が可能です。
これに対して株式市場では取引時間が厳密に決まっており、「9時00分~11時30分、12時30分~15時00分」の間しか取引が行われず、土日祝日には休業日となっています。
FINANCE STANDARD編集長
それらと比べても仮想通貨市場は、特性から24時間365日取引が行え、時間帯や祝日に関係なく自由度が非常に高い投資分野と言えるでしょう。
またスマホやパソコンさえあれば、どこにいても取引が可能です。
つまりビットコイン投資は、時間制限や休業日の影響を受けず、いつでもどこでも取引が可能な利点を持っていると言えます。
時価総額が1位のため好影響を受けやすい
時価総額が1位ということは、仮想通貨の中で最も流動性が高いということを意味しています。
読者
流動性が高いということは、常に取引がされており、需要も高いということです。
FINANCE STANDARD編集長
また時価総額が1位だと注目度も高く、最新のニュースを手に入れやすいのも特徴でしょう。
仮想通貨は国の規定や著名人の発言の影響を受けやすく、良いニュースが出ると価格にも好影響を受けやすいです。
利用用途が様々あり需要がある
ビットコインは投資目的以外にもさまざまな利用用途があり、需要が高いのが特徴です。
また仮想通貨の中で時価総額が最も高いビットコインは、法定通貨として採用した国もあります。
日本では法定通貨として認められていませんが、ビットコインを決済として利用できる店舗が増えてきました。
FINANCE STANDARD編集長
さらにビットコインは送金システム機能としても利用でき、金融機関を介さず個人間で送金ができるのも魅力のひとつです。
これからますますビットコインの利用用途は増え、それとともに需要も高まると期待できるでしょう。
送金システムとしての機能
ビットコインの大きなメリットとして、送金システム機能を利用できるという点が挙げられます。
また金融機関を介さずに取引ができるため、インターネット上で24時間365日いつでも迅速な国際送金が可能です。
FINANCE STANDARD編集長
- 低い手数料
- 迅速な送金ができる
- 24時間365日送金可能
- 国際送金が容易
銀行を使用しての国際間の送金になると、手数料が高いうえに時間もかかり、さまざまな制約があります。
しかし仮想通貨を利用すれば、これらの問題を解決できるのでとても魅力的と言えるでしょう。
仮想通貨(ビットコイン)のデメリット4選
ではここではビットコインのデメリットについて、くわしく見ていきましょう。
値動きが激しくリスクも伴う
ビットコインは値動きが激しいのが特徴で、短期間で大きな利益を生む可能性がある反面、大きな損失を生む可能性も含まれています。
つまりビットコイン投資においては、「ハイリスク・ハイリターン」であると認識する必要があります。
ビットコインは、価格が暴落したあとは上昇をするという傾向があるため、一時の暴落に惑わされず慎重に取引をおこなうようにしましょう。
ハッキングの過去がある
ビットコインにおけるリスクとして、外部からのハッキングによって取引所から資産が不正に流出する可能性があります。
FINANCE STANDARD編集長
例えば過去にも、2018年1月に発生した約580億円相当のネム流出事件というハッキング被害がありました。
取引所自体もセキュリティに対する対策を講じていますが、それでも完全に防ぐことは難しい場合があります。
取引所のウォレットに大量のビットコインを保管している場合は、個人ウォレットに移すなどの対策が必要でしょう。
価値が安定していないので決済利用しにくい
ビットコインは価値が安定していないことから、決済利用しにくいといった面があります。
FINANCE STANDARD編集長
また一般的なクレジットカードやデビットカードと同じように、リアルタイムで即座に取引が確定するわけではありません。
ビットコインの取引は、分散型台帳であるブロックチェーンを通じて処理されるため、取引が最終的に確認されるまでには数分から数時間かかることがあります。
税率が株式投資より上がることがある
仮想通貨の税率は、株式投資と比べて上がる可能性があります。
仮想通貨の投資による利益は雑所得に分類され、「最大55%」の高い累進課税が適用されますが、株式の場合は分離課税が採用され、税率は「20.315%」に低減されます。
FINANCE STANDARD編集長
株式取引は「NISA(少額投資非課税制度)」や「iDeCo(個人型確定拠出年金)」などの税制優遇措置を活用できるので節税になるでしょう。
このように仮想通貨は株式取引に比べて税制面で不利であると言えます。
仮想通貨(ビットコイン)を購入した後に保管するウォレット
次にビットコインを購入後に保管するウォレットについて紹介します。
それぞれ特徴があるので、しっかりと覚えておきましょう。
モバイルウォレット
モバイルウォレットは、携帯端末に適したウォレットを指します。
FINANCE STANDARD編集長
携帯端末に最適化されているため、QRコードのスキャンや仮想通貨の決済など、携帯端末固有の機能を活用できます。
モバイルウォレットの主なメリットは、秘密鍵を携帯端末内に保存することから、オンラインウォレットに比べてセキュリティが向上していることでしょう。
読者
デメリットとしては、携帯端末の故障や紛失の際に、仮想通貨を失うリスクがあることや、新興のアルトコインなどに対応しているウォレットが限られていることなどが挙げられます。
Webウォレット
ウェブウォレットは、ウェブブラウザを用いて操作するウォレットを指します。
読者
デスクトップコンピュータ、スマートフォン、タブレットなど、どのデバイスでも使用可能なものが一般的です。
ウェブウォレットが必要になる場面として、DeFi(分散型金融)プロトコルやブロックチェーンベースのゲームなど、分散型アプリケーション(DApps)を利用する際が頻繁でしょう。
DAppsを使用する際には、ウェブウォレットとの接続が要求されるます。
ハードウェアウォレット
ハードウェアウォレットは、仮想通貨を保管するために特別に設計されたウォレットで、専用のハードウェアデバイスを媒体として利用します。
FINANCE STANDARD編集長
形状はさまざまでカード型のもの、USBメモリのようなもの、またはタッチパネルを備えたタブレット型のものなど多岐にわたります。
仮想通貨の取引や送金を行う場合、通常USBケーブルを使用してハードウェアウォレットとネットワークに接続されたコンピュータで操作されます。
ペーパーウォレット
ペーパーウォレットはその名の通り、紙に印刷された形態を持つウォレットです。
FINANCE STANDARD編集長
ペーパーウォレットを使用する場合、取引を即座に行うことは難しいため、長期的な保管や貯蓄に適しています。
最大の利点は、完全にオフラインで保管されていることで、不正アクセスやハッキングから保護されるという点でしょう。
一方でペーパーウォレットは紙に依存しているため水や湿気に弱く、また紛失する可能性もあるので注意が必要です。
ビットコインとはそもそも何?
ビットコインとは、初のブロックチェーン技術をベースにしたデジタル通貨です。
最大の特徴は通常の法定通貨とは異なり、中央銀行などの中央管理機関が存在しないことです。
ビットコインは、現在世界で最も広く知られた暗号資産の一つであり、その名前が「ビットコイン=暗号資産」と同義視されることが少なくありません。
FINANCE STANDARD編集長
ビットコインは発行枚数が決まっており、ゴールドのように希少価値が高いことから、そのように言われるようになりました。
仮想通貨(ビットコイン)の始め方やり方に関する最新ニュース
仮想通貨を始める時に役立つ、最新ニュースをご紹介していきます。
始める前に、どのような状況なのか確認しておきたい方は必見の内容となっております。
仮想通貨(暗号資産)を運用している企業、Bitwiseの最高投資責任者である、マット・ホーガン氏が、ビットコインの価格は20万ドル(約3050万円)に到達できるとの見解を示しました。米ドルの崩壊こそが、ビットコイン(BTC)の価格上昇に必要な要素と言う専門家が多いなか、マット氏は、米ドルの崩壊※が無くとも、BTCの価格が20万ドルに到達しうる、とXで発言しています。 ※米ドルの崩壊は、大幅に価格が下落して、通貨としての信頼慎重を損なうこと
ビットコインの高騰に必要な要素として、2つの根拠があると主張しています。
1つは、ビットコインが価値の担保手段として今後確率される可能性が高いこと。
そして、昨今の世界情勢の混乱具合から、米ドルの崩壊を待つことなく、価値担保の手段として、ビットコインの需要が高まるだろう。という考えです。
前からビットコインは「デジタルゴールド」とも呼ばれることがあるほどに、その価値が損なわれる可能性は低いと、多くの投資家が支持しています。
参照:Coinpost
仮想通貨(ビットコイン)の始め方でよくある質問
最後に、仮想通貨のやり方に関するよくある質問にまとめて回答していきます。
次のような質問に回答していきますので、参考にしてください。
仮想通貨で得た利益には税金はかかる?
仮想通貨で得た利益には税金がかかります。
仮想通貨の利益は基本的に雑所得となり、給与所得以外で年間20万円以上の利益が発生すると確定申告が必要になります。
(個人事業主やフリーランスは20万円未満でも確定申告必要)
仮想通貨取引におすすめの取引所はどこ?
仮想通貨取引を始めるには、まずは仮想通貨取引所で口座開設をする必要があります。
仮想通貨取引におすすめの取引所は、500円からビットコインが買えるCoincheckです。
仮想通貨取引はスマホでも誰でもできる?
Coincheck(コインチェック)のように国内取引所では基本的に18歳以上でなければ口座を開設することはできません。
口座開設さえできれば誰でも売買することはできますのでご安心ください。
仮想通貨を購入するには?
仮想通貨取引では、主に販売所と取引所の2つの形式があります。
販売所は仮想通貨販売業者と直接取引をする方法で、コストは高いが確実に取引できるというメリットがあります。
取引所は仮想通貨を取引するユーザー同士での取引です。自分の希望する金額で必ず取引できるわけではないですが、コストが安いというメリットがあります。
他にも、仮想通貨取引にはレバレッジ取引という取引方法があります。
レバレッジ取引は預けた証拠金以上の金額の取引ができる売買方法です。
例えば、レバレッジ2倍で取引をする場合、10万円の資金で20万円分の取引ができることになります。
レバレッジ取引はハイリスクハイリターンな取引方法で、大きなリターンが得られるのとは逆に大きな損失が出てしまう可能性もあるため注意してください。
ビットコインを始めるにはまず何から始めれば良い?
ビットコインを始めるには、仮想通貨取引所の開設が必要です。
ビットコインは基本、どこの取引所でも売買することができます。
仮想通貨を始めるなら初心者はいくらから?
仮想通貨を始めて取引する場合、1万円〜10万円くらいの少額から始めてみるのがおすすめです。
そして、慣れてきたら使える範囲の金額を利用するという手順がおすすめです。
仮想通貨の種類はどのくらいある?
仮想通貨の種類は約20000種類も存在していると言われています。
その中のほんの一部の仮想通貨をご紹介します。
- ビットコイン
- イーサリアム
- リップル
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仮想通貨とビットコインの関係性は?
仮想通貨といえば、ビットコイン。そう思われる方が多いと思います。
仮想通貨の中で1番有名で、時価総額が大きいため、仮想通貨=ビットコインと思われている方が多いです。
ビットコインは、20000以上あると言われる仮想通貨の中の1つの通貨なのです。
ビットコインのレンディングとは?
仮想通貨のレンディングは、所有している仮想通貨を第三者に貸し出し、その対価として利子や貸付料を受け取る仕組みです。
FINANCE STANDARD編集長
最近はレンディングサービスが登場し、保有している仮想通貨を有効に運用して利益を得ることができるようになりました。
ただしレンディングサービスの条件は、提供している仮想通貨取引所によって異なるので注意しましょう。
仮想通貨(ビットコイン)の始め方まとめ
今回は仮想通貨取引をしたことがない人のために、仮想通貨のやり方をはじめ、取引所の選び方、おすすめの仮想通貨取引所などについて詳しく紹介してきました。
仮想通貨取引は口座開設も簡単で、数百円程度から取引ができるため初心者でも始めやすいです。
しかし、仮想通貨はあくまでも投資になりますので、いきなり大金をつぎ込むのは避けましょう。
取引所はいくつもありますが、それぞれ特徴や手数料、取り扱い通貨などが異なるため、まずは自分に合う取引所を見つけて口座開設から始めてみてください。
当記事著作責任者|株式会社O'z
株式会社O'z 海野 洵矢 |
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