過払い金とは？過払い金請求するデメリットや注意点など仕組みから徹底解説

過払い金請求とは、払い過ぎたお金を取り戻すための法的な方法です。

[say img=”https://enz-inc.jp/finance/wp-content/uploads/2023/07/user_review_02-1.png” from=”left” name=”読者“]過払い金請求は依頼者にメリットしかない気がしますが、考慮しなければならない点やデメリットはありますか？[/say]

払い過ぎたお金が戻ってくる方法と聞くと、メリットしかないように思えます。しかし、過払い金請求にも実はデメリットや注意点が潜んでいることをご存知ですか？

この記事では、過払い金請求のデメリットや注意点をわかりやすく解説します。

過払い金請求を依頼する前に、弁護士や司法書士の選び方を知っていれば、納得できる成果が得られるでしょう。

過払い金請求で人気の弁護士・司法書士事務所ランキング8選もご紹介しているので、ぜひ参考にして、信頼できる依頼先を見つけてくださいね。

当記事の監修者

市ヶ谷東法律事務所
弁護士・弁理士
幸谷 泰造さん

公式ホームページ

＜経歴＞
2001年03月　東京工業大学理学部情報科学科　卒業
2006年11月　弁理士試験　合格
2011年09月　司法試験　合格（新65期）
2017年03月　経済産業省　特許庁　入庁（任期付公務員）
2021年04月　市ヶ谷東法律事務所　開設
＜論文・書籍＞
2016年04月　BUSINESS LAWYERS　「フランク三浦の事案に見る、パロディ商標に対する法務担当の留意点」 会（AIPPI）「進歩性における予測できない顕著な効果と取消判決の拘束力」

過払い金請求とは？

過払い金とは、「過剰に支払ったお金」のことをいいます。

そして、過払い金請求とは「過剰に支払ったお金を法的に取り戻す」ことです。

ここでは、過払い金について知っておくべき基本的な情報を解説します。

過払い金返還請求とグレーゾーン金利とは

キャッシングなどでお金を借りる場合の金利は「出資法」と「利息制限法」の2つの法律により規制されています。

しかし、以前はその2つの上限金利に次のような差がありました。

出資法と利息制限法との差にあたる金利を、いわゆるグレーゾーン金利と呼び、多くのカードローンやキャッシングサービスは、グレーゾーン金利にあたる利息を採用していました。

しかし、2010年6月18日に出資法が改正されたことにより、出資法の上限金利も利息制限法に基づく金利（15～20%）に統一され、グレーゾーンが撤廃された（※）のです。

しかし、2010年6月17日以前にグレーゾーン金利で利息を支払い続けた人は、実は違法な金利で借金を返していたことになります。

本来なら支払わずに済んでいた金利のため、過去に完済していたとしても払い過ぎたお金を取り戻すことができるのです。

※参照：金融庁「貸金業法のキホン」

過払い金が発生するまでの流れ

過払い金を支払ってしまうまでの流れは以下の通りです。

完済額を超えて支払っていた金額が過払い金です。

借りた分+利息を支払うのは当然ですが、余計に支払ってしまった金額はそもそも支払わなければいけない義務がありません。

過払い金の返還請求ができるかもしれない人

過払い金請求して返還される可能性の高い人の特徴は・・・

• 借金完済から10年以内
• 2010年6月17日より前に借入していた

過払い金請求には時効があります。

つまり、これまで借金を返済していなくても、一定の時間が経ったらチャラになってしまう、ということです。

過払い金請求の場合、時効は原則として借金完済の日から10年であるため、借金返済から10年以内の方は過払い金が返還される可能性が高いと言えます。

グレーゾーン金利による過払い金が発生したのが、2010年6月17日以前だからです。

翌日18日以降は法改正によって過払い金がほとんどなくなりました。

そのため2010年6月17日より前に借入していた人は、返還される可能性が高いと言えるのです。

過払い金請求のデメリット4選

過払い金請求をするデメリットは、4つあります。

信用情報機関に情報が残る

過払い金請求のデメリットとして、信用情報機関に情報が残ってしまうことが挙げられます。

もし借金を返済している最中に過払い金請求をしてしまうと、信用情報機関に登録されてしまうかもしれません。

返還された過払い金で借金を全て返せるなら問題ないのです。

しかし、借金が1円でも残ってしまうと『債務整理』として扱われてしまいます。

債務整理として扱われてしまうと、信用情報機関に事故情報が残ってしまい、最悪クレジットカードなどが使えなくなってしまう可能性があります。

請求先のカード会社から借入できなくなる

過払い金をカード会社に請求すると、カード会社との間で結んだ契約が解除されてしまう可能性があります。

契約がなくなってしまうと、当然ながら借入はできません。

結論、改めて契約を結ぶことも難しいでしょう。

カード会社にはこれまでの契約者情報が残されており、契約がなくなった相手となると審査が厳しくなってしまう可能性も考えられます。

そのため過払い金請求をカード会社にすることは、新たに借入できなくなるというデメリットを抱えていると考えてください。

家族に知られてしまうかも

過払い金請求をすると、必要書類のやり取りが発生します。

書類は自宅に直接届くことが大半なので、自分が不在のタイミングで届いてしまうと家族に知られてしまうリスクがあります。

これまで家族に秘密でお金を借りており、最後までバレたくないという方は、必要書類のやり取りは最低限に抑えましょう。

また家に届くタイミングもあらかじめ決めておくことをおすすめします。

自力での請求手続きは難しい

過払い金請求を1人で済ませることは、かなり難しいです。特に法に関する知識が少ない素人の方は、なおさらでしょう。

そのため、過払い金請求を考えている方は、弁護士や司法書士などのプロに任せることがおすすめ。

当然ですが、弁護士や司法書士は法のスペシャリストです。

「過払い金はいくら戻ってくるのだろうか・・・」「家族にバレずに手続き完了できるかな・・・」など悩みを抱える方を徹底的にサポートします。

また、1人では難しい手続きも法のプロがいれば安心です。

過払い金請求の手続き・債権者との交渉は弁護士に依頼すべき

前述でもお伝えしましたが、過払い金請求の手続きや債権者との交渉は、弁護士・司法書士に依頼することがおすすめ。

過払い金請求の手続きは面倒なことが多いです。

素人が1人で済ませようと思っても、そう簡単には終わることはないでしょう。

また手続きの途中で、債権者と交渉しなければいけないシーンも多々あります。

一般の方と債権者との話し合いになると、債権者が交渉の主導権を握ってしまう可能性が高いです。

もし債権者に主導権を握られてしまうと、最悪過払い金が戻ってこない、ということも起こってしまうでしょう。

過払い金が戻ってこないとなると、それまで進めた手続きが全て水の泡になってしまいますし、時間もお金も失います。

最悪のリスクを少しでも軽くするために、弁護士や司法書士に依頼すべきなのです。

[say img=”https://enz-inc.jp/finance/wp-content/uploads/2024/05/%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%A3%AB%E3%83%BB%E5%BC%81%E7%90%86%E5%A3%AB-%E5%B9%B8%E8%B0%B7-%E6%B3%B0%E9%80%A0.png” name=’現役弁護士幸谷さん‘] 弁護士や司法書士に依頼した場合、成功率は上がります。過払い金請求には引き直し計算など専門的な知識が必要ですが、債務整理手続きに慣れた弁護士や司法書士であれば正確に計算をしてくれるため、手続きに不慣れな本人が請求するよりも成功率を高めることができます。[/say]

過払い金請求で頼るべき弁護士・司法書士事務所の選び方

過払い金請求で頼るべき弁護士・司法書士事務所の選び方について解説します。

選び方を事前に知ることで、失敗を避けられるのでぜひ参考にしてください。

相談料・着手金が無料か

まず、過払い金請求で頼るべき弁護士・司法書士事務所を選ぶポイントは、相談料が無料かどうかです。

相談料や着手金が無料であることで、以下3つのメリットが得られます。

上記のように、料金が抑えられるなど費用の面だけでなく、法律事務所の対応を判断するために利用できることがメリットです。

ホームページや広告だけで、信頼度を測るのはなかなか難しいことです。

大事なお金の相談をするのですから、実際に足を運んで弁護士の対応が丁寧かどうかや説明が詳細で分かりやすいかどうかなどの判断をしてから契約しましょう。

その際に相談料が無料であれば、気軽に判断できますよね。

過払い金請求の実績が豊富か

弁護士事務所や司法書士事務所ならどこでも過払い金請求に対応できるわけではありません。

弁護士事務所によって、刑事事件が専門であったり、個人ではなく企業が専門であったりする場合があるのです。

また司法書士事務所も、不動産や商業、相続などの専門分野がさまざまあります。

過払い金請求の専門外の法律事務所が引き受けてくれた場合、債権者との交渉や書類の作成がスムーズにいかずに、満足の行く結果が得られない可能性もあるでしょう。

依頼したいと考える事務所は過払い金請求の経験が豊富かどうか、事前にリサーチしてください。

費用は明確か

専門家に過払い金請求を依頼した場合にかかる費用は次の通りです。

過払い金請求にかかる費用は、法律事務所によって報酬体系が違います。

事前に確認しないまま依頼すると、思った以上に支払い金額が高くなるかもしれません。

過払い金でお金が戻ってきても、「手元に残るお金がほとんどない…」といった結果を避けるために、契約を交わす前に必ず費用を確認しましょう。

相談料や着手金が無料の法律事務所を選べば、初期費用をかけずに過払い金請求の手続きを開始できます。

また、解決報酬金の有無も事務所によって異なるので、依頼前に確認してください。

プライベートに配慮しているか

過払い金請求をすると、「借金をしていたことが周囲の人や家族にバレてしまうかもしれない」と心配になりますよね。

そんな場合は、郵送や電話に匿名で対応してくれるなど、プライベートに配慮してくれる法律事務所を選ぶとよいでしょう。

とくに書類の郵送は、封筒に事務所の名前ではなく、代表者名にしてもらうことで法律事務所とのやり取りをしていることがバレにくくなります。

その他には、郵便局で書類を受け取るよう手配してくれる法律事務所もおすすめです。

郵便局に取りに行く手間はかかりますが、家族や同居人に書類が見つかってしまう恐れがありません。

過払い金請求で人気の弁護士・司法書士事務所ランキング8選

ここでは、過払い金請求で人気の弁護士・司法書士事務所ランキング8選をご紹介します。

はたの法務事務所

出典：はたの法務事務所公式HP

はたの法務事務所は、司法書士歴27年の業界内で歴史ある法務事務所です。

また、相談実績は20万件以上あるため、経験が豊富で信頼できます。

相談料は何度相談しても無料で、着手金はかからないため、手持ち金がなくても気軽に相談できるでしょう。

さらに、過払い金で取り戻した場合の報酬は、取り戻した金額の22%が基本ですが、10万円以下の場合は14%です。

過払い金で取り戻せる金額が少なくても、手元に残る金額をなるべく多く残したい方は、はたの法務事務所がよいでしょう。

全国どこでも無料で出張してくれるので、近くに弁護士事務所や司法書士事務所がない方でもはたの事務所なら相談できます。

はたの法務事務所の公式サイトはこちら

東京ロータス法律事務所

出典：東京ロータス法律事務所公式HP

東京ロータス法律事務所は、債務整理に強い法律事務所で、今までに7,000件以上の債務整理に携わってきました。

これまで培ったノウハウを活かし、あらゆる相談に親身になって対応してくれます。

相談は何度でも無料なので、些細なことでも気軽に相談できることがメリットです。

法律事務所に依頼する際には、基本的に弁護士や司法書士との面談が必要になります。

しかし、仕事で忙しい方や事情があって中々時間が取れない方がいるでしょう。

そんな時間が無い方の問い合わせにも最大限対応できるように、土日・祝日でも相談可能で、全国出張もしてくれます。

電話相談が苦手な方は、メールでも相談可能です。

東京ロータス法律事務所の公式サイトはこちら

グリーン司法書士法人

出典：グリーン司法書士法人公式HP

グリーン司法書士法人は、相談料や着手金が無料なので、手持ち金がなくても過払い金請求の手続きを即座に対応してくれます。

オンラインで相談を受け付けているので、全国どこにいても気軽に質問ができるでしょう。

さらに魅力的なのが、グリーン司法書士法人には女性の司法書士が在籍していること。

女性の方が相談しやすいと感じる方は、安心して依頼できます。

基本料金は1社21,700円（税込）ですが、取り返せない場合は基本料金を支払う必要がないなど、良心的な料金体系です。

グリーン司法書士法人の公式サイトはこちら

司法書士法人みどり法務事務所

出典：司法書士法人みどり法務事務所HP

司法書士法人みどり法務事務所は、過払い金請求でいくら戻ってくるのか5分で診断してくれます。

相談料や初期費用も無料なので、気軽に問い合わせしてみましょう。

相談方法は、電話・メール・ラインから選べるため、自分に合った手段を選べるため便利です。

もし、依頼することを決めた場合、直接面談は不要でスマホのビデオ面談で手続きできます。

全国どこにいても依頼可能なため、忙しい方や遠方の方でも利用しやすいですよね。

また、司法書士法人みどり法務事務所は、札幌・東京・名古屋など全国8箇所に拠点があるため、住まいに近い事務所に訪問して、直接相談してみることも可能です。

司法書士法人みどり法務事務所の公式サイトはこちら

渋谷法務総合事務所

出典：渋谷法務総合事務所公式HP

渋谷法務総合事務所は、相談費用や着手金が無料なので、初期費用がなくても過払い金請求の手続きが始められます。

また、メールや電話での相談は匿名でできるので、最初の相談時に実名を伝えることに不安を覚える方は安心して問い合わせ可能です。

過払い金請求を周囲に知られたくない方のために、プライバシーに配慮した手続きをしてくれる点も魅力。

書類や電話など細部に気を使って連絡をしてくれるので家族や会社の人にバレずに手続きできるでしょう。

土日祝日も対応できるので平日は仕事で忙しい方でも、過払い金請求の手続きができます。

渋谷法務総合事務所の公式サイトはこちら

アース法律事務所

出典：アース法律事務所公式HP

アース法律事務所は初回相談料が無料で、メール相談は24時間365日対応しています。

相談料にお金をかける必要がなく、メールでも相談可能なので気軽に相談できるでしょう。

また、アース法律事務所の代表弁護士は東京で裁判官をしていたため、借金問題のさまざまなケースや事件に関わってきました。

その経験を活かしたサポートを受けられる点が最大の魅力ですね。

弁護士としても30年以上の経歴があるので、信頼できる弁護士事務所と言えます。

全国の問い合わせにも対応可能です。

アース法律事務所に依頼を考えている方は初回無料なので気軽に相談してみましょう。

アース法律事務所の公式サイトはこちら

ひばり法律事務所

出典：ひばり法律事務所公式HP

ひばり法律事務所のおすすめポイント
・女性専用の相談窓口がある
・経験豊富な弁護士が在籍

「過払い金請求について男性に相談しにくい…」という女性の方でも安心して相談できるように、ひばり法律事務所では女性専用窓口が用意されています。

窓口だけでなく、女性の弁護士も在籍しているため安心して相談や依頼が可能です。

また、代表の名村弁護士は、25年以上の実績があり、さまざまな借金問題を解決してきたベテランです。

経験豊富な弁護士に頼むことにより、交渉や手続きがスムーズに行われ、満足のいく結果が得られることでしょう。

ひばり法律事務所の公式サイトはこちら

ベリーベスト法律事務所

出典：ベリーベスト法律事務所

ベリーベスト法律事務所は、北海道から沖縄まで73拠点で全国展開している法律事務所です。

仕事帰りや用事のついでに事務所に寄れるので、過払い金請求の相談をスムーズに進められます。

弁護士との相談は何度でも無料なことも、安心材料の1つです。

電話やZoomでの相談も対応しているので、気になればすぐに問い合わせ可能。

過払い金請求回収実績1067億円以上（集計期間：2011年2月～2022年12月末まで）で経験豊富な担当弁護士を中心に構成された専門チームが存在し対応してくれます。

過払い金請求を早急に相談して、払い過ぎたお金を取り戻しましょう。

司法書士法人赤瀬事務所

出典：司法書士法人 赤瀬事務所

司法書士法人赤瀬事務所の強みは、事前予約をすることで休日や営業時間に関係なく相談できることです。

過払金の相談を考えている方の中には、「平日は仕事で忙しくて、夜間や休日に対応してくれるところに相談したい」という方も多いのではないでしょうか。

そんな方たちのニーズに応えるべく、司法書士法人赤瀬事務所では予約者を対象に平日の夜や休日にも過払金に関する相談を受け付けています。

また過払金の他にも債務整理で困っている方のサポートは幅広く対応しているため、過払金以外も相談したい方は司法書士法人赤瀬事務所を頼ってみることをおすすめします。

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弁護士法人ガイア総合法律事務所

出典：弁護士法人ガイア総合法律事務所の公式HP

弁護士法人ガイア総合法律事務所は、過払金をはじめとした債務整理に関することで困っている方をサポートしてくれる法律事務所です。

過払金はもちろん、債務整理や中小企業法務など、法律に関するサービスを幅広く提供しており、「債務整理など、いくつかの問題をまとめて相談したい」という方におすすめの法務事務所です。

また弁護士法人ガイア総合法律事務所は、債務整理、過払いについては何度でも相談費用は無料なので、なるべく費用をかけずに相談したい方は、気軽に無料相談してみることをおすすめします。

過払い金請求するときの注意点

ここでは、過払い金を請求するときの注意点を紹介します。

請求した後で、「こうしとけばよかった・・・」と後悔したくない方は、必ずチェックしてください。

全ての貸金業者に過払い金請求できるわけではない

過払い金請求の注意点として「全ての貸金業者に過払い金請求できるわけではない」ということが挙げられます。

当たり前ですが、過払い金がない貸金業者に対しては、返還請求することはできません。

過払い金の返還請求をする前に、過払い金が発生していたのかを確認することは大切です。

また借入先が倒産してしまっていた場合も過払い金請求をすることができません。

借入先の組織がまだ残っているかを確認することも重要です。

過払い金請求には時効がある

過払い金には時効があります。

結論、完済から10年です。

借金＋利息＋過払い金を支払ってから10年以上経過してしまうと、時効となって過払い金の返還請求をすることはできなくなってしまいます。

もし借金返済から10年以上が経とうとしている方は、すぐさま返済金額の見直しをしましょう。

過払い金が発生していれば、今が請求のラストチャンスになります。

過払い金の請求に関してよくある質問

過払い金請求に関してよくある質問にお答えします。

過払い金請求したらどうなる？

過払い金請求をすると、過去に完済した借金だとしても支払い過ぎていたお金が返ってくる可能性があります。

現在借入中の借金でも、過払い金請求で戻ってきたお金をあてることで借金が0になり、さらにはまとまったお金が入るかも知れません。

時効があるため、過去にカードローンや消費者金融で借り入れていた経験がある方は、法律専門家に問い合わせてみましょう。

過払い金請求のデメリットは？

過払い金請求を行うと、ブラックリストに載る可能性があります。

ただし、「すでに完済している場合」と「返済中でも過払い金で残債を0にした場合」はブラックリストに載りません。

自分で過払い金請求できる？

自分で過払い金請求をすることは可能ですが、債権者との交渉や書類の作成などを行うので経験や知識が必要です。

債権者は、相手方が素人であるとわかれば強硬な態度をとる場合があり、交渉が決裂する可能性もあります。

債務整理の経験が豊富な専門家に依頼することをおすすめします。

過払い金請求は10年以内だから急ごう！

ここまで、過払い金請求の特徴や依頼する弁護士・司法書士事務所の選び方ついて解説しました。

過払い金請求を依頼する事務所は、相談料や着手金が無料で実績が豊富などのポイントを押さえて選びましょう。

また、依頼した事務所が悪徳業者や詐欺の場合があるので依頼する前に契約書を注意深く確認してください。

過払い金のリスクは、ブラックリストに載ることですが、すでに完済済みの借金や、過払い金で残りの借金を相殺できる場合は、ブラックリストには載りません。

完成した日から10年を過ぎてしまうと過払い金請求ができないので、悩んで手遅れになってしまう前に、対象となる借金があるかどうか今すぐ確認してみましょう。

当記事著作責任者｜株式会社O'z

株式会社O'z マーケティング本部 本部長 海野 洵矢

株式会社O'z(エンズ) 法人番号4010403018411 読者のお一人おひとりのニーズに合わせ、 人生100年時代に向け、 「これからのお金の使い方、貯め方、ライフプラン」 をテーマに、 当社がお金の専門家と共に、サポートいたします。 当記事は、当社(株式会社O'z)の独自調査、 並びに公的機関、ファイナンスに関する 国家資格を有する専門家を はじめとする信頼できる情報源を 元に作成しておりますが、 記事内容に関する、誤りの修正、 ご質問などがございましたら、 当社、お問い合わせフォームからお申し出ください。