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学資保険の返戻率は?返戻率の高いおすすめ10選や選び方のポイントを解説

読者

学資保険の種類がありすぎてわからない

読者

学資保険は何歳から入ればいい?

子供の教育資金を準備するのに有効的な手段として人気がある学資保険ですが、種類がありすぎて分からないという方も多いのではないでしょうか?

学資保険を選ぶのに決め手となる返戻率や、その他の選び方も合わせておすすめの学資保険を10選ご紹介します。

保険契約前に確認しておくべきデメリットについても解説していますので、学資保険選びの参考にしてみてください。

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学資保険の返戻率とは?


学資保険とは、子どもの教育資金を貯めるための保険です。

主に子どもの大学資金のために、長期間にわたって貯蓄し備えるものになります。

子供の教育費は非常に高額なため、現在の貯蓄だけでは対応できない方が大部分を占めています。

しかし、長い期間にわたって少しずつ貯蓄をしていけば恐れるものではありません。

問題なのは、長期間にわたって強制力を持って貯蓄できるのか、というところです。

それを補填するのが、学資保険のメリットでもあります。

学資保険の返戻率

学資保険は、支払った保険料の総額に対して、実際に受け取れる金額の割合を計算したものです。

返戻率の求め方
返戻率=受け取る保険金の総額÷支払う保険料の総額×100
例えば、返戻率が108%となっていれば支払った金額に対して8%の利息がついていることを意味します。

保険会社によって返戻率は異なり、加入した条件によっては払込した金額よりも返戻率が下がる場合もあります。

万が一契約者が亡くなった時に備えた保障や、付帯する内容によっても返戻率が変わってくるため、一概に返戻率だけ見て決めればいいわけではありません。

しかしながら、返戻率は学資保険を選ぶ際の重要な指標となっていることも事実です。

自分が何を重視したいのかによって、選ぶ保険は変わってきますので返戻率を一つのポイントとして検討してみましょう。

学資保険がおすすめな人・おすすめしない人

学資保険は長期にわたって貯蓄を計画的にしていくものです。

しかし、現在の学資保険は返戻率がさほど高くないため短期間に大きな利益は得られません。

そのため学資保険がおすすめな人と、逆におすすめしない人にはどんなタイプがいるのかチェックしておきましょう。

学資保険がおすすめな人
  • 計画的に貯蓄して学費を用意したい方
  • ハイリスクでは用意したくない方
学資保険おすすめしない人
  • 大きくお金を増やしたい方
ハイリスクでも、大きくお金を増やしたい方は学資保険よりも外貨建て保険や、投資、NISAなどで資金準備するという方法もあります。

ただし、自分が狙ったタイミングで希望金額が確実に手に入るわけではないため、自己責任の上で資金は準備しましょう。

学資保険の返戻率が高いおすすめ10選!高返戻率を厳選


学資保険は保険会社によって種類や払込期間など細かな違いも多く、さまざまな学資保険があるため選ぶだけでも一苦労です。

この記事では、おすすめする学資保険10社の気になる特徴や支払う金額・返戻率など、比較する際に気になるポイントをまとめて紹介しています。

保険選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

保険会社名 保険金受け取り時期 特徴
つみたて学資(明治安田生命) 18・19・20・21歳(計4回) 18歳から合計4回(満期保険金含む)の教育資金が受け取れる
ニッセイ学資保険(日本生命) 18・19・20・21・22歳(計5回)/子供祝い金制度もあり こども祝金なし型:18歳から満期まで毎年学資年金を受け取れる(合計5回)
こども祝金あり型:上記の学資年金に加えて小学校から高校入学時にこども祝金が受け取れる
学資保険スクエア(ソニー生命) 10歳・15歳・17歳・18歳・20歳・22歳(プランによって異なる) 3つのプランから受け取り時期を選べる
みらいのつばさ(フコク生命) 幼稚園・小学校・中学校・高校・大学入学時、成人・22歳(計7回) S(ステップ)型
J(ジャンプ)型
Mickey(第一生命) 17歳または18歳から5回の学資金を受け取れる こども応援団A型
Mickey B型
Mickey C型
こども共済(JA共済) 18・19・20・21・22歳(計5回) 子供の死亡保証もついている学資保険
夢見るこどもの学資保険(アフラック) 高校入学・18・19・20・21歳(計4回) 受け取り総額を60万円単位でコース選択可能
スミセイのこどもすくすく保険(住友生命) 中学・高校・大学入学時に祝金・満期祝い金 子供の医療特約が付加できる
たのしみキャンパス(住友生命保険) 18・19・20・21・22歳(計5回) 年金タイプの学資積立
学資保険(かんぽ生命) 小・中・高・大学入学時(プランによって異なります) 3つのプランから受け取り時期を選べる

つみたて学資(明治安田生命)


つみたて学資(明治安田生命)のおすすめポイント
  • 返戻率が最大109.0%と受取率が高い
  • 保険料の払込期間は最大でも15歳で終了
  • 24時間妊娠育児相談サービスが利用できる
保険料払込期間が最大でも15歳までのため、余裕を持って教育資金を準備できます。

さらに、払い込んだ保険料はすえ置きも可能なため、満期日から5年を限度に所定の利率で運用も可能です。

受取時期は、大学でかかる教育費に備えているため18歳から21歳まで4回に分けて受け取れる仕組みとなっています。

入学時にまとめて支払われる保険も多くありますが、費用が分散されているため余裕を持って在学中の支払いにも充てられるでしょう。

子供が生まれる前(出生予定日の140日前)から申し込み可能で、出産後の忙しい育児が始まる前に保険を検討できるという利点があります。

保険内容 18歳から合計4回(満期保険金含む)の教育資金が受け取れる
加入条件 契約者:満18歳~満45歳
被契約者(子供):0歳~満6歳
保険金の受取時期 18・19・20・21歳(計4回)
返戻率 男性:104.1%(一括で支払った場合は109.0%)
女性:104.4%(一括で支払った場合は109.2%)
保険料 男性:15,995円
女性:15,949円
※契約者(親)30歳・被保険者(子)0歳・21歳満期・受取額資金総額300万円・保険料払込期間15歳まで

\つみたて学資(明治安田生命)公式サイトはこちら/

ニッセイ学資保険(日本生命)


ニッセイ学資保険(日本生命)のおすすめポイント
  • 祝金受け取りの有無を選べる
  • 祖父母が孫のために加入も可能
  • 契約者が亡くなった場合はその後の保険料不要
大学資金だけでなく、小・中・高校の入学費用を準備できるこども祝金制度を設けています。

また、ニッセイ学資保険は、親の加入だけではなく祖父母も加入が可能です。

親権者の自署が必要ですが、払込期間が5年と短いタイプであれば最大67歳まで加入ができます。

もしも、契約者が亡くなった場合は、補償内容はそのままでその後の払込をしなくても良い死亡補償もついているため心強い支えとなるでしょう。

保険内容 こども祝金なし型:18歳から満期まで毎年学資年金を受け取れる(合計5回)
こども祝金あり型:上記の学資年金に加えて小学校から高校入学時にこども祝金が受け取れる
加入条件 満18歳~満67歳(子供祝い金の有無や払込期間により異なる)
被契約者(子供):0歳~満6歳
保険金の受取時期 18・19・20・21・22歳(計5回)/子供祝い金制度もあり
返戻率 男性:104.0%(一括で支払った場合は104.4%)
女性:104.5%(一括で支払った場合は104.9%)
保険料 男性:13,350円
女性:13,290円
※契約者(親)30歳・被保険者(子)0歳・22歳満期・こども祝金なし型・学資年金開始年齢18歳・受取額資金総額300万円・保険料払込期間18歳まで

\ニッセイ学資保険(日本生命)公式サイトはこちら/

学資保険スクエア(ソニー生命)


学資保険スクエア(ソニー生命)のおすすめポイント
  • 受け取るタイミングを3つのプランから選べる
  • 貯蓄性の高いシンプルな学資保険
  • 返戻率は最大106.3%
学資保険スクエア(ソニー生命)の受取方法
I型:中学や高校の入学費用も受取可
Ⅱ型:大学などの進学時の教育資金を重点的に受取
III型:大学入学など5回に分けて受取
受取のタイミングを選べるため、各家庭に合わせた柔軟なプランが魅力的な学資保険です。

契約内容によって返戻率は異なりますが、III型は3つの中でも一番返戻率が高くなるためおすすめとなります。

また、ソニー生命では貯蓄性を最も重視しているため余分な補償をなくしており、払込保険料の総額よりも多くの学資金が受け取れます。

シンプルな貯蓄性の高い保険ではありますが、契約者の死亡保障はついているため万が一の時にも安心です。

保険内容 3つのプランから受け取り時期を選べる
加入条件 契約者:女性16・男性18〜69歳
被契約者(子供):0歳~3歳
保険金の受取時期 10歳・15歳・17歳・18歳・20歳・22歳(プランによって異なる)
返戻率 男性:103.1%
女性:103.5%
保険料 男性:13,470円
女性:13,410円
※契約者(親)30歳・被保険者(子)0歳・18歳満期Ⅱ 型・受取額資金総額300万円・保険料払込期間18歳まで

\学資保険スクエア(ソニー生命)公式サイトはこちら/

みらいのつばさ(フコク生命)


みらいのつばさ(フコク生命)のおすすめポイント
  • 受け取り方法は2通りから選べる
  • 兄弟割引がある
  • 医療保険も付帯できる
受け取り方法は2種類
S(ステップ型):入園前や中学・高校と節目で祝い金を受け取れる
J(ジャンプ)型:大学進学時にまとめて受け取れる
一番負担の大きい大学進学で保険金を受け取る『ジャンプ型』を選ぶと、最大返戻率109.5%という驚異の返戻率です。

しかも『みらいのつばさ』は兄弟割引があるのも魅力の一つといえます。

2人目の加入時に保険料が割安になりますので、家計の負担を軽減してくれる嬉しいポイントです。

他にも、医療保険を付帯することも可能です。

小学校入学時には保険に加入を求められることも多いため、選択肢の一つに入れておきましょう。

保険内容 S(ステップ)型
J(ジャンプ)型
加入条件 契約者:満18歳~満50歳
被契約者(子供):出生予定日の140日前~満7歳
保険金の受取時期 幼稚園・小学校・中学校・高校・大学入学時、成人・22歳(計7回)
返戻率 男性:105.1%
女性:105.3%
保険料 男性:27,966円
女性:27,909円
※契約者(親)30歳・被保険者(子)0歳・ジャンプ型・受取額資金総額300万円・保険料払込期間17歳まで

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Mickey(第一生命)


Mickey(第一生命)のおすすめポイント
  • 払込免除保障つきの積立保険
  • 18歳から5回に分けて受け取れる
  • 契約者のもしもに寄り添う保険
返戻率はさほど高くないため、保障重視型の学資保険といえます。

契約者にもしものときには払込が免除される保障内容を2つのタイプから、またはつけないタイプも選べるようになっています。

保険の種類
こども応援団A型:死亡や所定のガンや急性心筋梗塞などの保障がついた保険
Mickey B型:死亡時のみ払込免除
Mickey C型:払込免除保障なし
契約者に万が一のことがおこった場合に備える保険といえます。

保険内容 こども応援団A型
Mickey B型
Mickey C型
加入条件 被契約者(子供):0~10歳
保険金の受取時期 17歳または18歳から5回の学資金を受け取れる
返戻率 男性:100.8%
女性:100.4%
保険料 男性:16,525円
女性:16,589円
※契約者(親)30歳・被保険者(子)0歳・受け取り開始年齢18歳・受取額資金総額300万円・保険料払込期間15歳まで

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こども共済(JA共済)


こども共済(JA共済)のおすすめポイント
  • 子供の死亡保障もついている学資保険
  • 受け取り時期を3つのタイプから選べる
  • 75歳まで加入できるため祖父母も可能
加入条件の年齢制限が寛容で、子供の加入が12歳まで、さらに契約者も75歳までと幅広い年齢の申し込みを可能としています。

また、子供の死亡保障も付帯している保障型タイプの学資保険です。

ただし、子供の保障がついたことで返戻率は下がってしまうため、どのメリットをとるかよく考慮しましょう。

保険内容 子供の死亡保障もついている学資保険
加入条件 契約者:満18歳~満75歳
被契約者(子供):出生予定日の140日前~満12歳
保険金の受取時期 18・19・20・21・22歳(計5回)
返戻率 男性:103.1%
女性:103.4%
保険料 男性:20,196円
女性:20,139円
※契約者(親)30歳・被保険者(子)0歳・大学プラン(受け取り開始18歳)・受取額資金総額300万円・保険料払込期間12歳まで300万円・保険料払込期間15歳まで

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夢見るこどもの学資保険(アフラック)


夢見るこどもの学資保険(アフラック)のおすすめポイント
  • 大学費用への備えに安心
  • 学資年金支払い開始年齢は2パターンから選択できる
  • 保険料払込免除も希望があればつけられる
受け取り総額が300万円だった場合、大学入学時は100万円、それ以外の4回(高校入学、大学2・3・4年)は50万円ずつ分割して受け取れます。

分割して受け取れるため、在学中の支払いにも計画的に充当できるというメリットがあります。

また、保険料払込免除も希望があれば付帯可能です。

しかし、保険料払込免除に関しては付帯すると返戻率は下がるため貯蓄率を上げたい場合は考慮が必要です。

保険内容 受け取り総額を60万円単位でコース選択可能
加入条件 契約者:満16歳~満50歳
被契約者(子供):出生140日前~満7歳
保険金の受取時期 高校入学・18・19・20・21歳(計4回)
返戻率 男性:104.9%
女性:105.3%
保険料 男性:13,230円
女性:13,180円
※契約者(親)30歳・被保険者(子)0歳・18歳満期・受取額資金総額300万円・保険料払込期間10歳まで

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スミセイのこどもすくすく保険(住友生命)


スミセイのこどもすくすく保険(住友生命)のおすすめポイント
  • 子供の医療特約をつけられる
  • 払込期間は18歳と12歳を選べる
  • 無理なく学費が貯められる
子供の医療特約には以下の2つが付加可能です。
医療特約の例
こども総合医療特約
こども入院保障充実特約
いずれも子供の医療特約ですので、医療特約のみの申し込みを他社でも検討しているという方は候補にいれてみてはいかがでしょうか。

スミセイのこどもすくすく保険は、基本保険金額が100万円のため、少しでも学費を確保したいという方におすすめです。

保険内容 子供の医療特約が付加できる
加入条件 契約者:男性 満18歳~満69歳/女性 18歳~満75歳
被契約者(子供):0歳~満9歳
保険金の受取時期 中学・高校・大学入学時に祝金・満期祝い金
返戻率 男性:101.7%
女性:101.8%
保険料 男性:8,192円
女性:8,182円
※契約者(親)30歳・被保険者(子)0歳・18歳満期・受取額資金総額120万円・保険料払込期間15歳まで

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たのしみキャンパス(住友生命保険)


たのしみキャンパス(住友生命保険)のおすすめポイント
  • 年金の仕組みを活用した学資積立
  • 保険料払込期間満了後は、年金として受け取り
  • 契約者は男女で差がない
12歳という早い段階で払込完了した後は、6年間据え置きした後18歳から5年間年金として受取開始となります。

これは払込した後に据え置くことで、受取金額を増やすことを目的としています。

基本年額は50万円支払われ、年金タイプのため契約者が男女で差がないのが特徴です。

年金タイプのため、毎年定額が支払われる仕組みとなっています。

保険内容 医療特約で子供の病気に備える
加入条件 契約者:満16歳~満50歳
被契約者(子供):0歳~満8歳
保険金の受取時期 18・19・20・21・22歳(計5回)
返戻率 103.3%
保険料 20,145円
※12歳払込満了・18歳年金開始・第1回年金倍額型5年確定年金

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学資保険(かんぽ生命)


学資保険(かんぽ生命)のおすすめポイント
  • 受け取り時期は3つのコースから選択可能
  • 日本で最初の学資保険
  • 10歳払込済プランが新登場
3つの受け取り時期
大学入学時:200万円
小、中、高+大学入学時:小学校10万円、中学校20万円、高校30万円、大学200万円
大学入学時+在学中:大学入学50万円、大学2年50万円、大学3年50万円、大学4年50万円
各家庭の都合に合わせて学資金を選べるため、教育資金の目安が立てやすいということがメリットとして挙げられます。

また、中学受験前に払込完了する10歳払込済プランが新登場したり、払込期間に応じて月々の保険料を調整できるなど利用者視点にたったプランが充実しています。

一方で、返戻率が低いというデメリットがあるという点は頭に入れておきましょう。

これは保障が手厚い分、返戻率に関わってくるため申し込み時には貯蓄性を求めるのか、保障を求めるのかよく検討してみましょう。

保険内容 3つのプランから受け取り時期を選べる
加入条件 契約者:満18歳~満65歳
被契約者(子供):出生予定日の140日前~満12歳
保険金の受取時期 小・中・高・大学入学時(プランによって異なります)
返戻率 男性:98.2%
女性:98.3%
保険料 男性:32,850円
女性:32,820円
※契約者(親)30歳・被保険者(子)0歳・18歳満期・受取額資金総額200万円・保険料払込期間10歳まで

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学資保険の注意点・デメリット


学資保険には、必ずチェックしておかなければならない注意点があります。

デメリットを知らずに申し込みしては、あとで後悔する可能性もあるため事前に把握しておく必要があります。

基本的には満期まで引き出せない

学資保険は貯蓄性を重視した保険のため、基本的には満期まで引き出せないという保険になります。

そのため、無理な支払い計画を立てると長くは続かないため、保険を選ぶ際には支払いが継続して可能かをよく検討しましょう。

途中解約すると元本割れしてしまう

先にも述べた通り、学資保険は貯蓄性の高い商品のため途中で解約してしまうと、元本割れをしてしまうといったデメリットも存在します。

そのため、生活資金には少しゆとりを持って保険金額を設定しましょう。

もし、生活資金が足りなくなったり、不測の事態に解約しなければならないという可能性もありますので、設定金額を決める際には注意しなければなりません。

インフレリスクがある

学資保険は日本円で貯蓄するため、少なからずインフレリスクはあります。

学資保険に限らず、貯蓄全般的にインフレリスクはあるものとして、投資などと並行して学費を捻出する方法も検討しましょう。

投資運用効果は少ない

通常の貯蓄よりは、多少利息が高く貯蓄できるのが学資保険のいいところではありますが、決して大きな利益は得られません

そのため、投資運用と比較すると利益は見込めないということを念頭に入れておきましょう。

返戻率の高い学資保険の選び方


沢山ある学資保険は、数が多すぎて何を基準に選べば良いのか分からないという方は少なくないでしょう。

学資保険に加入する時には、注目しておいた方が良い点がいくつかあります

この章では、学資保険のおすすめする選び方について解説しますので、参考にして下さい。

学資保険の選び方①返戻率

学資保険選びで一番重要といっても過言ではないのが、返戻率です。

返戻率が高ければ高いほど、利息が付くという考え方になりますので申し込む際には必ず他社とも比較しましょう。

保険料は、まとめて支払うと返戻率をあげられます。

受け取りのタイミングや自分がどのくらい支払えるのか、生活を圧迫しすぎないよう設定しましょう。

学資保険の選び方②保障内容

学資保険は返戻率を高めたいなら、不要な特約はつけないようにしましょう。

特約をたくさんつけると、自ずと返戻率は下がり余分な保険料を支払うことになりますので,
学資保険に付帯することはおすすめしません。

学資保険についている特約例
  • 契約者が死亡した時に保障される育英年金特約
  • 子供の医療保険特約

全て付帯すると返戻率は下がりますので、返戻率を上げたい場合は他の保険に入るなどして補填するのがおすすめです。

学資保険の選び方③受取時期

受け取り時期は、大きく分けて2つのパターンがあります。

受け取り時期
  • 大学入学時まとめて支払われる
  • 小学校入学〜高校入学など節目に祝い金として複数回に分けて支払われる

一般的に、一括で支払われた方が返戻率は高くなります。

学資保険の選び方④各種サービス

申し込みや資料請求をするだけで、プレゼントをもらえることがあります。

中には、豪華賞品を用意している会社やキャンペーンを行っている場合もありますので加入時にはチェックしましょう。

また、保険料払込期間中に利用できるサービスとして育児相談サービスを設けているところもあります。

初めての育児には不安がつきものだと思いますので、こういったサービスも賢く活用しましょう。

学資保険がおすすめな理由やメリット


多額の費用がかかる子供の教育費を貯めるのに、学資保険を利用する方は非常に多くいらっしゃいます。

なぜ、そんなにも学資保険が選ばれているのか、そのメリットを解説します。

半強制的に教育資金を準備できる

学資保険は登録口座から自動引き落としになるため、給与口座から半ば強制的に貯蓄に回されているような扱いになります。

そのため、元々なかったものとして生活していく方も多いのではないでしょうか。

節税対策にもなる

学資保険にするメリットは、税金対策にも繋がります。

学資保険を支払っている期間は、生命保険料控除で所得税額を少なくできるため、普通に貯蓄しているよりもおすすめです。

また、契約内容にもよりますが受け取り時にも税金がかかりにくいように考慮されています。

普通預金に入れておくよりも貯蓄性が高い

普通預金に入れておくと、つい使ってしまうということはありませんか?

普通預金はいつでも出し入れ可能なため、引き出すハードルは低いものです。

保険に入れておくことで、絶対に使用しないよう自分で仕組みを作ることが重要です。

学資保険の相談におすすめの保険相談窓口4選

学資保険選びに迷ったら、保険相談窓口を利用してみるのもおすすめです。

金融のプロに無料で相談可能ですので、ファイナンシャルプランナーに相談してみましょう。

保険見直しラボ

参照:保険見直しラボ公式サイト

保険見直しラボおすすめポイント
  • 平均業界歴12.1年以上のベテランが多い
  • 過度な勧誘はしないイエローカード制度あり
  • 30以上の保険会社と比較できる
保険見直しラボは、業界歴が長いベテランコンサルがたくさんいます。

そのため、金融のプロの視点で学資保険のアドバイスをもらいましょう。

オンライン相談も可能ですので、気軽に一度相談してみてはいかがですか?

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取扱保険数 37社以上

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保険クリニック

保険クリニック

保険クリニックおすすめポイント
  • 保険分析からアフターフォローまでしてくれる
  • 独自のIQシステム®で27万人以上をサポート
  • 取り扱い保険会社数は50社

保険クリニックは、50社と豊富な取り扱い保険会社数が多い保険相談窓口です。

わかりやすくをモットーに、保険に関する知識がない方でも安心して相談することができます。

また、コンサルタントはお金に関する5つのマスター資格の取得に取り組んでいるので、幅広い相談をすることができます。

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保険ライフ

参照:保険ライフ公式サイト

保険ライフおすすめポイント
  • 最大50社から保険の比較ができる
  • 相談すると1,500円分のgifteeがもらえる
  • NISAやiDecoも相談できる
保険ライフは、最大50社もの保険から検討できます。

NISAやiDecoも相談できるため、学資保険と一緒に相談するというのもおすすめです。

家計のトータル的な支出もみてくれますので、家計改善にも役立ちます。

相談すると1,500円分のgifteeがもらえるのも嬉しいポイントです。

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保険見直し本舗

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保険見直し本舗は、無理な勧誘を一切禁止にしている保険相談窓口です。

相談スタイルは、オンライン、訪問、店舗、電話の4つから選ぶことができます。

さらに、保険見直し本舗は担当者制を採用しているので、相談からアフターフォローまで一貫して任せることができます。

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学資保険の返戻率を高くするコツ


実は、学資保険の返戻率を上げる方法があるのをご存知ですか?

保険会社の検討はもちろんのこと、返戻率を高くするコツを知っておけばより多く利息が受け取れます。

学資保険に加入するメリットでもある返戻率を、なるべく高くするコツを順に解説していきます。

保険料の払込を早めに終わらせる

学資保険に限らず、保険料はなるべく一括で支払いするとリターンも大きくなるように設定されています。

そのため保険料の支払い方法としては以下のとおりです。

支払い方法
全期前納:保険料総額を申込時に一括納入
一部前納:保険料の5年分、というように一部まとまった金額を支払う
年払い:一年分の保険料を支払い(月々支払うより安くなる)
半年払い:6カ月分の保険料を支払い(月々支払うより安くなる)

一括納入が難しければ年払いにするだけでも返戻率は上がりますので、検討してみましょう。

若いうちに保険に加入する

保険は契約者の加入年齢が若いほど返戻率は高くなり、払込保険料も安くなります。

また、男性よりも女性の方が返戻率は高く設定されています。

理由は、女性の死亡率の方が男性よりも低いからです。

保険は統計学に基づく商品ですから、女性の死亡率を加味した上で保険料は低く設定されています。

学資保険は子供の出生前に加入することもできる

学資保険は、子供が生まれる前から加入が可能です。

出生140日前から加入が可能で、その分返戻率も高くなります。

また、出産してからの忙しい時期に保険の検討をしなくてもすむため保険加入は出生前がおすすめです。

学資保険の相場


子供の教育費は高額だということは、知っている方も多いでしょう。

しかし、具体的な数字となるとすぐに出てくる方はあまり多くはないはず。

この章では具体的に、学資保険の相場はいくらなのかを解説します。

学資保険を選ぶ際には相場を知ってから、比較検討をしてみましょう。

学資保険の相場は?

学資保険は一般的に大学進学時の費用に充てられることが多く、この分にあたる200〜250万円前後を学資保険の受け取り総額として設定している方が多くいます。

そのため、0歳で加入し18歳まで継続で支払う場合は月々1万円前後が一般的です。

ただし、加入する保険によっては払込期間を短く設定しているものもありますので契約内容によっても異なります。

教育費のシミュレーション

まずは、一般的に大学入学から大学卒業までにかかる費用の平均は以下のとおりです。

私立短大 国公立大学 私立大学文系 私立大学理系
入学費用 76.5万円 67.2万円 81.8万円 88.8万円
在学費用 290万円 414万円 608万円 732.8万円
合計 366.5万円 481.2万円 689.8万円 821.6万円

※出典:日本政策金融公庫 令和3年度「教育費負担の実態調査結果」

この表を参考に見ると、安くても大学卒業までにかかる費用は366.5万円です。

この数値は、以前に比べると減少傾向にあります。

理由の一つとして、コロナ感染症の拡大により子供の進路に影響があったことも要因としてあります。

とはいえ、多額の費用がかかることに変わりはなく、前もってコツコツと準備しなければならないものであるということは理解して頂けたのではないでしょうか。

学資保険以外で教育資金を貯蓄するのにおすすめの保険


貯蓄するのが目的の学資保険であれば、学資保険に加入しなくても貯蓄ができる他の保険はあるのだろうか?と思われた方もいるはずです。

学資保険に代わる保険は、これから説明する2つになります。

個人年金保険

いわゆる年金ですが、個人年金保険と学資保険の違いは以下のとおりです。

個人年金保険 学資保険
被保険者 子供
受け取りタイミング 60歳以上 契約時に決められた年齢
死亡後の受取可否 × ⚪︎

最大の違いは被保険者が親であるということです。

そのため、親が亡くなってしまうと年金は受け取れなくなります。

しかし、存命の場合は毎年年金を受け取れるため(終身年金の場合)学費が足りなくなったという時に非常に便利です。

そのため、親が自分の老後資金と子供の教育資金を同時に準備し、必要なタイミングで一部解約すれば返戻金を教育資金にも充当可能です。

低解約払戻金型終身保険

保険期間中に保険料を支払い、被保険者が亡くなった時に死亡保険が支払われます。

保険期間が終了すると保険料の一部が解約返戻金として戻ってくるため、掛け捨てではないという点で貯蓄性があるといえます。

デメリットとしては、保険期間中に解約すると返戻金が少なくなるため注意しましょう。

おすすめの学資保険でよくある質問


学資保険について疑問に思ったこと、よくある質問をまとめましたので参考にしてください。

学資保険をおすすめしない理由は?

学資保険は貯蓄性の高い保険ではありますが、運用利回りが低いため、大きく増やしたいという方には不向きといえます。

また、大きな利益は得られないため、ハイリターンを望んでいる方にはおすすめしません。

安くておすすめの学資保険は?

安くておすすめなのは、毎月一定額を支払う定額払型の保険です。

返戻率が高くなるのはまとめて支払うことですが、そこまでの資金を用意できないという方は、毎月コツコツと貯蓄していきましょう。

学資保険月々2,000円でも平気?

結論として、月々の支払いは2,000円でも可能です。

平均としては10,000円〜20,000円が相場ですが、そこまでは出せないという方は目標金額を低く設定しましょう。

大学進学の全てはまかなえなくても、一部に充てることで少しでも学費を積立ていくことが重要です。

学資保険はどのくらいの人が入ってる?

あるアンケート調査によると、20代~50代保護者の「学資保険」加入率は49%とのデータがあります。

全体の約半数の人が加入しているといった状況です。

学資保険に加入していない人でも、自分で貯蓄や投資などで長期的に教育費を準備している人がほとんどであるといえます。

学資保険を途中解約した場合いくら戻ってくる?

学資保険は途中解約すると元本割れするリスクがあります。

貯蓄タイプだからといって、いつ解約しても全額戻ってくるわけではありません。

契約から期間が長ければ長いほど解約返戻金は高くなりますが、短期間で解約してしまうと、これまでに支払った総額よりも低い金額しか戻ってこなくなります。

契約内容によりますが、契約から2年では返戻率が80%台になってしまうこともあります。

しかし、10年以上経過すると98%とほぼ100%に近い状態になりますのでできるだけ長期間保持したほうが良いでしょう。

解約時期によっては、支払った金額が戻ってこないことを念頭に、解約する場合は慎重に検討することをおすすめします。

学資保険のおすすめの加入時期は?

おすすめの加入時期は、なるべく早く加入することです。

生まれる140日前から申し込み可能ですので、出産前の時間に余裕があるときに加入を済ませてしまいましょう。

学資保険は加入する年齢制限があるものも多く、年齢が上がると保険料も高くなります。

子供も、加入する親もなるべく年齢が若い時に加入するのがおすすめです。

学資保険のおすすめまとめ


学資保険は子供の教育資金を工面するのに有効的な方法です。

半ば強制的に貯蓄に回すことで、計画的に教育資金を準備できるからです。

一方で、途中解約をする場合には元本割れのリスクを避けるため、できるだけ避けなくてはなりません。

そのためにも、月々の支払いは少し余裕を持って設定することをおすすめします。

学資保険は保険会社によって返戻率が異なりますので、本記事を参考にどの保険が自分に適しているか参考にしてみてください。

学資保険以外にも保険の悩みを抱えている方におすすめ記事もありますので、気になる方はこちらをどうぞ!

当記事著作責任者|株式会社O'z


株式会社O'z
マーケティング本部 本部長


海野 洵矢

 
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