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債務整理の体験談|その後の生活や借金の減額金額は?

  • 債務整理をしてみたいけど、費用や流れがわからない

この記事ではこんなお悩みを解決します。

今回は、実際に私が体験した債務整理の中の『任意整理』をしてみた流れや費用、後悔したこと、やった方がいいことなどを解説します。

この記事をまとめると
  • 債務整理をすると、クレジットカードやカードローンを利用できなくなり不便
  • 債務整理をすると、元金の返済の目処がたち精神的にも楽になった
  • 債務整理の費用は48万円だった
  • 債務整理の流れは、申込→借入先への返済停止→弁護士事務所へ、返済額+弁護士費用を毎月一定額支払う
この記事の執筆者
森川(仮)
執筆者-森川つかさ
学生時代につくってしまった、クレカや消費者金融の返済等で借金が大きくなりました。
借入は、クレカと消費者金融複数社あり、おまとめローンを使って返済をしていました。
しかし、ゆるっと返済を続けていたため、いくら借金があるかも把握しておらず、借金が何年も減らなかったため完済をしたい一心で意を決して任意整理をしました。
月収(手取り) 20万円
年齢 28歳
職業 会社員
借金 300万円

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債務整理(任意整理)とは

返しきれなくなった借金を一度整理し、分割計画を立てる等の方法により、返済の見通しを立てることです

弁護士さんに依頼をして任意整理をすることで、以下のようなメリットがあります。

  • 借金の催促が来なくなる
  • 借金の返済の窓口が弁護士さんになる
  • 利子が発生しなくなり、借金が増えず元金を計画的に返済できる

最も大きいメリットと感じるのは、『利子の発生が止まる』ことです。

利子が発生しないため、私のように『利子の返済で一杯一杯で、元金の返済ができない』状況がなくなり

毎月一定額を返済するだけで、確実に借金を返済することができます。

債務整理の手続きから返済開始までの感想

森川

少ないお給料で返済を続けてきても、元金が減らない生活でした。

債務整理を決断する前は、返済と借入を繰り返し、現にどれくらいの借金が残っているか、利息がいくらなのかを把握出来ていませんでした。

そのため今までは、毎月の決められた返済額の内、利息分しか返せていませんでした。

しかし、債務整理をしてをして、今いくらの借金があって完済までにどのくらいの期間や返済額が必要なのかわかりました。

また、いかに元金が減っていないかも思い知りました。

返済額をしっかり把握することで自分に見合った生活が出来るようになったのが、債務整理をして一番良かったことです。

債務整理したらどうなったか?その後の生活

森川

私が一番影響があったと感じたのは、クレジットカードが使用できなくなったことです。

債務整理をした後に、一番生活に影響が出たことといえば、クレジットカードが使えなくなったことです。

通勤や遊びに行くときの交通手段にケータイアプリのSuicaを利用していましたが、クレジットカードから定期券の購入やチャージが出来なくなったため、窓口または券売機でのチャージが必要になりました。

さらに、ゲーム内課金が気軽に出来なくなりました。

クレジットカードが使えなくなるので、当然引き落としを設定しているサブスクリプションサービスが利用できなくなるので支払い方法の変更が必要になりました。

その点は少し面倒だったように感じます。

森川

他には、家族にバレることも不安に感じでいました。

任意整理に関係する書類が家に届くため、家族にバレる可能性があります。

ですが債務整理を代行する会社は差出人を社名にしない等、一定の配慮をしてくれたので安心しました。

保証人付きのローンがある場合、債務整理をすると保証人に債権が一括請求されてしまうため、保証人が家族の場合はバレる可能性があります。

森川

私の場合、学費のための奨学金も借り入れに含まれており、保証人は親にしていたため、親には謝って債務整理を認めてもらうことができました。

債務整理の金額と弁護士費用

森川

私が行った債務整理では、『4年で完済』の見通しで返済計画を弁護士さんに立ててもらいました。

弁護士費用は、借金の額・借入社数によって大きく異なります。

借金の合計額と、手数料
  • 借金の合計額:323万円
  • 債務整理費用(手数料+弁護士費用):48万円

今回私が依頼した債務整理では、48万円の費用で、毎月89,000円の返済で4年で完済の見通しの返済計画を立ててもらいました。

依頼をした瞬間から、借入業社の窓口は弁護士さんになるため、催促の連絡が来なくなります。

また、任意整理手続きが受理されると、その時点以降、利子がかからなくなるので、借金が増えることはなくなります。

利用した弁護士事務所の手数料例
借入業者 借入状況 手数料
1 A社 223,015円 33,000円
2 B社 1,512,605円 176,000円
3 C社 1,495,522円 165,000円
3,231,142円 374,000円

債務整理の費用は、『借入業社数』と『借入額』によって変わります。

上記の表のように、借入業社と借入額ごとに手数料が発生し、その合計額で手数料が決まる仕組みです。

また、手数料とは別に弁護士費用もかかります。

弁護士費用の例
事務手数料 44,000円
解決報酬金 22,000円 / 1社につき
弁護士費用 110,000円*

*弁護士費用は、借金の額によります。私の場合は、110,000円でした。

323万円の借金があり、全額返済するには4年かかる見通しとの説明がありました。

また、減額交渉には時間がかかるため、手続き開始から1ヵ月では弁護士費用の解決報酬金が決定されません。

私が体験した債務整理の流れ

債務整理の流れ
  • 債務整理サイトに電話をかけて、詳細を伝える
  • 手続きをして10日程度で、受任通知が届く
  • 手続きをして2週間程度で、初月返済+弁護士費用を支払い始める

債務整理サイトの電話番号にかけ案内に従う。

個人情報や、借り入れ状況を一通り相談し、手続きの案内が行われます。

森川

本来は来店で手続きを行うが、相談先が電話での手続きを許可したため電話で行いました。

その後、受付者から担当弁護士に電話を代わり本申込の完了です。

手続きしてから10日程で受任通知が発送される。

本申込が完了して、メールに契約書や見積書が送られてくるので、同意をして手続き完了です。

手続きが完了すると、10日ほどで受任通知が借入をしている各社に送られます。

森川

2日ほどしてクレジットカードのマイページや消費者金融アプリで確認を行ったところ、利用ができなくなりました。

二週間後に初月の返済+弁護士費用の支払いを行う。

受任通知が各社に届き、一度借入先への返済がストップとなった後に、初月の返済と弁護士費用の支払いが始まります。

森川

私の場合は、初月45,000円 翌月から89,000円の支払いが開始されました。

申込から一か月後、弁護士から中間報告書が届き、過払い金の発生はないこと、和解交渉を行っていること確認ができました。

債務整理のデメリット、メリット

実際に債務整理をしてみてのメリット・デメリットをまとめてみました。

デメリット クレジットカードが使えないため生活が不便になる
電子マネーやオンライン決済もできなくなる
弁護士費用が総額48万円と少し高い
メリット 返済の目処が立ち、生活の立て直しが見通せるようになる
お金の使い方を考えるようになる
利子の返済がなくなり、元金の返済が始められるようになる

債務整理のデメリット

デメリットはやはり、クレジットカードが使えなくなることです。

電子マネーやオンライン決済を日常的に行なっていたので、サブスクリプションが使えなくなったりと何かと不便でした。

また、クレジットカードと紐づけている支払いは、口座振替に変更が必要なため、その手続きも面倒に感じます。

森川

弁護士費用も少し高く感じました。

弁護士費用も、決して安くはない金額なので、デメリットに感じます。

しかし、債務整理を利用することで、利子の支払いが停止になり元金を減らせる返済をすることができるので、

総合的に考えればそこまで抵抗のないデメリットだと思いました。

債務整理のメリット

メリットは、精神的な面で生活の立て直しの見通しがついたことでポジティブに生活ができることです。

どのぐらいの期間、借金を払い続けなければいいのかわからない生活から、あと何年返済をすれば借金をなくせるかが明確になったことは、大きなメリットに感じました。

森川

返済も一定額となり、多少無理はありますが支払える額に設定ができたので、以前よりはお金の使い方の見直しができるようになりました。

債務整理をする弁護士の選び方

債務整理を実際に体験した私がおすすめする、弁護士の選び方は『費用』と『対応』です。

以下では、それぞれ詳しく紹介をします。

森川

可能であれば複数社の口コミも参考にしましょう。成功報酬や弁護士費用を他社と比べ、自分に合った会社を選ぶことがおすすめです。
債務整理の流れ
  • 費用で弁護士事務所を比較する
  • 対応の仕方で弁護士事務所を選ぶ
  • 可能であれば複数社の口コミも比較する

債務整理の費用で弁護士を選ぶ

債務整理の費用は、ホームページに書いてある内容だけでは判断がつきません。

債務整理の費用は、何社から借入をしているか、借入額が総額でいくらになるかによって、大きく変わるからです。

そのため、債務整理の費用で弁護士を選ぶ場合は、実際に複数社に見積もり依頼をして選ぶことをおすすめします。

森川

特に、料金の差となるのは弁護士費用や成功報酬です。成功報酬自体がない弁護士事務所もあるので、費用にこだわる場合は、債務整理費用以外にかかる料金に注目しましょう。

債務整理の対応の仕方で弁護士を選ぶ

債務整理の手続きは、依頼する側からすると借金がある中でお金を払うため心的な負担もあります。

明瞭な料金説明や、和解交渉の進捗についての中間報告があるのかないのか、手続きの順序などを細かに教えてくれる弁護士を選ぶことも返済を続けて行く上でとても重要です。

見積もりを出した際には、料金の内訳の説明が丁寧か、中間報告や定期的な和解の進捗報告はしてもらえるのかも問い合わせてみましょう。

メールや電話口、店頭でのやり取りにストレスがないかも、比較して選ぶと自分に合った弁護士事務所を選べるでしょう。

弁護士事務所の口コミで比較をする

最後に、弁護士事務所の口コミで比較をすることをおすすめします。

債務整理は実際に手続きを進めて、弁護士とやりとりをしないと、その弁護士が良いのか悪いのかは判断が難しいと言えます。

料金だけで選ばずに、可能であれば弁護士事務所の口コミもみて選びましょう。

債務整理をする際に、先に確認しておけば良かったこと

森川

過払い金の説明を初めの手続きの際にしてもらえたらよかったなと感じました。

債務整理がどのようなものかわからない中で手続きを進めていて、漠然と任意整理をしましたが、中間報告で過払金という選択肢が合ったことを知りました。

結論、私の借入で過払金ができるものはなかったのですが、過払金の手続きの選択肢も始めに検討をしておけばよかったと思いました。

過払金とは

過払金とは、高利子により利息を払い過ぎたお金のことをいいます。

利息制限法の改訂以前の高利子で借入をしていて、返済を継続している場合は、利子分を払い過ぎた状況にある場合に適用されます。

2010年6月17日以前に開始した借り入れがある場合は、還付金を受け取れる可能性があるので相談をしてみましょう。

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当記事著作責任者|株式会社O'z


株式会社O'z
マーケティング本部 本部長


海野 洵矢

 
株式会社O'z(エンズ) 法人番号4010403018411

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